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国の借金、3月末で781兆円 地方あわせ1千兆円台に
2005年 6月24日 (金) 21:10
国の借金が05年3月末時点で781兆5517億円と、過去最高を更新した。財務省が24日、国債や政府短期証券(FB)の発行残高、民間からの借入金などの合計額を発表した。これに特殊法人などへの「政府保証債務」や財務省が推定する地方の長期債務など国と地方のあらゆる借金を合計すると、初めて1000兆円を突破した可能性が高い。
国の借金残高は、前年同期比で78兆4038億円増えた。このうち普通国債の残高は、税収不足を補ったり過去に発行した国債を借り換えたりするための追加発行で、同42兆401億円増の499兆137億円に達した。
財政投融資資金を賄う財投債(国債の一種)は同29兆7042億円増の121兆5532億円、為替介入資金を調達するFBも、9兆9503億円増の96兆762億円だった。
一方、民間などからの借入金は同1兆4935億円減の59兆1122億円だった。
財務省は3月末時点の地方の長期債務残高を203兆円程度と推計している。国との重複分(33兆円程度)を差し引いても、単純計算では国と地方合計の債務残高は約1009兆円にのぼる。
経済協力開発機構(OECD)の国際比較によると、日本政府の05年の債務残高は対名目国内総生産(GDP)比で170%にのぼり、主要先進国中最悪の水準。債務残高の累増は利払い費の増加を招くことになるが、現在は日本銀行の量的緩和による超低金利で、低く抑えられている。しかし、今後、景気の回復に伴って金利が上昇すれば、利払い費が大幅に増加する可能性があり、債務残高の削減は財政赤字の解消と並ぶ政策課題となっている。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050624/K2005062403170.html