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外国からの対中直接投資が過去最高水準に=OECD
2005年 6月24日 (金) 20:09
[パリ 23日 ロイター] 経済協力開発機構(OECD)によると、2004年の中国への外国からの直接投資(FDI)は過去最高水準に達した一方、投資が新興国経済へ流れるなか、ドイツ・フランスへの直接投資は低迷した。
OECDは年次報告で、2004年の加盟30カ国による外国への純直接投資額は、前年比2倍の2620億ドルとなり、過去最高を記録したことを明らかにした。ただ、対内投資は引き続き減少した。
OECDは、今年の対外投資について、企業による買収・合併の活発化に伴い10─15%増加する、と見ている。買収・合併の動きにより、昨年の米国の対外投資は回復した。
2004年の対中投資は、香港投資家による中国不動産への投資に一部押し上げられ、549億ドルとなった。2003年は80億ドルに過ぎなかった。OECDの報告は、中国における投資加熱の可能性への懸念を強調している。
2004年の対仏投資は、前年の430億ドルから240億ドルに半減。
一方、2004年の対独投資は、差し引きで約390億ドルの流出超となった。2003年の対独投資は270億ドルの流入超だった。
2004年の米国による対外直接投資は、過去最高の2520億ドル。前年は1410億ドルだった。外国からの対米投資も、歴史的低水準の2003年の670億ドルから1070億ドルに回復した。
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20050624/JAPAN-180415.html