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大証総会 村上氏が経営責任追及 ヘラクレス問題、社長が謝罪
大阪証券取引所は二十二日、大阪市中央区北浜の大阪証券取引所ビルで定時株主総会を開いた。昨年四月、ヘラクレス市場に株式を公開し、旧会員の証券会社ではない一般株主を迎えた初の総会で、筆頭株主となった投資ファンドを主宰する元通産官僚の村上世彰氏を含む約百人の株主が出席。ヘラクレスへの新規上場申請の凍結などについて株主の質問が集中し、村上氏は米田道生社長らの経営責任を追及した。
午前十時にスタートした総会で、米田社長はヘラクレスの問題を謝罪し、「一日も早く申請の受け付けを再開したい」と強調。
米田氏を含む常勤取締役四人の役員報酬の一部返上で経営責任を明確にしたことを説明し、理解を求めた。
続いて、年間配当を九千円とする利益処分案や取締役数の上限を五人減員の「十三人以内」とする定款変更案などの六つの議案を説明した。
質疑応答では、村上氏がシステム障害への対応にからんで社外取締役との連携や情報開示体制の不備を指摘し、「辞任するぐらいの心構えが必要だ」などと責任を追及した。求めに応じて社外取締役で作家の堺屋太一氏が答弁に立つシーンもあったが、全議案は原案通り承認された。
村上氏は総会後、記者団に対して、「米田社長に辞任は求めないが、経営の透明性を高め、株主にメッセージを出してほしい。また上場会社なのだから、もうけることを考えてほしい」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/23bus001.htm