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日産自動車は21日、横浜市で株主総会を開いた。創業地・横浜での開催は、68年に本社を東京・銀座に移して以来、初めて。昨年の1.5倍に当たる1835人の株主が参加した。
総会で発言した株主17人のうち3人が、トヨタ自動車やホンダに比べ突出して高い役員報酬について質問した。日産の04年度分役員報酬は取締役1人当たりの単純平均で約2億6000万円。トヨタの同3500万円を大きく上回るが、カルロス・ゴーン社長は「日本の基準だと多いが、世界標準で見ると通常レベル」との認識を示した。
ただ、05年3月期の1株当たり年間配当金はトヨタ、ホンダの65円に対し日産は24円と低い。株主から「高額報酬が経営強化につながっているのか」と質問されると、ゴーン社長は「報酬の半分は業績連動でリスクも大きい」と理解を求めた。
もっとも、日産が05年3月期に最高益を更新した功績がゴーン社長にあるのは確かで、別の株主からは「ゴーン社長ならいくらでも報酬を払って結構だ」との声も。総会後の株主と役員との懇親会では、記念写真やサインを求める人垣がゴーン社長を取り囲んだ。5月から仏ルノーの経営に軸足を移したゴーン社長だが、「日産の顔」に変わりないことを印象付けた。【山本明彦】
毎日新聞 2005年6月21日 20時18分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050622k0000m020071000c.html
日産自動車は横浜で開催――株主総会シーズン始まる
日産自動車やNTTドコモなどの株主総会が21日開かれ、3月期決算企業の総会開催が本格化した。今年は買収防衛策を導入する企業が相次ぐほか、トヨタ自動車やソニーなどでトップ交代があるなど経営陣の刷新が目立つ。東京証券取引所によると、集中日の29日には約6割の1072社が総会を開く。
日産自動車は、横浜市のみなとみらい地区のパシフィコ横浜で開催、1835人が出席した。東京以外で総会を開くのは、1968年に本社機能を東京・銀座に移して以来、初めて。横浜は日産創業の地で、2010年までに本社機能を同地区に移す計画もあり、地元企業のイメージをアピールした格好だ。
カルロス・ゴーン社長が提携先のフランスのルノーで社長兼最高経営責任者(CEO)を兼務することに伴い、4月に就任した志賀俊之最高執行責任者(COO)が、株主に対し販売見通しなどを報告。「求められる結果を出すのが私の責任と認識し、ベストを尽くす」と抱負を語った。
都内のホテルで開催したNTTドコモの総会は、05年3月期連結決算が減収減益と低調だったことから、株主からは「経営に緊張感もスピード感もない」「株価が低迷している」など批判が相次いだ。中村維夫社長は「株価低迷は心苦しい」と陳謝した。
外国人のトップが就任するソニーは22日、社長が交代するトヨタは23日に総会を開催する。〔共同〕 (18:39)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20050621NN000Y93721062005.html
日産、横浜で株主総会 本社移転先取り、出席者過去最高
2005年06月21日18時20分
総会後、株主らとの懇談会で記念撮影に応じる日産自動車のカルロス・ゴーン社長=21日、横浜市で
日産自動車は21日、横浜市で株主総会を開いた。同社は10年までに本社機能を東京・銀座から横浜に移転する予定。総会で先取りしたところ、過去最高の1835人が出席した。カルロス・ゴーン社長は「総会シーズンに東京で広い会場を探すのは大変。出席者が増えて良かった」と上機嫌で語った。
総会後、恒例の役員と株主との昼食懇談会も開催。今年から仏ルノー社長も兼ねるゴーン社長の周囲は、記念写真を求める株主で黒山の人だかりだった。
先だって開かれた総会では「(過去最高の業績なのに)株価が低い」、「取締役報酬が平均3億円は高すぎないか」など厳しい質問も。報酬についてゴーン社長は「日本企業と比べれば高いかも知れないが、世界では平均的。日産はグローバルで戦っている」と理解を求めた。
http://www.asahi.com/business/update/0621/102.html
凱旋ゴーン氏、ルノー社長に就任 労組は「剛腕」警戒
2005年04月30日
フランスの自動車会社ルノーは29日の株主総会で、カルロス・ゴーン日産自動車社長(51)を社長に迎えた。9年前に民営化を終えたルノーにとって、政府任命以外からのトップ就任は初めて。日本で成功した手腕と国際性への期待は大きい。
29日付の仏各紙は1面で「ルノー、ゴーン時代へ」(フィガロ)などと報じ、「凱旋(がいせん)将軍」(リベラシオン紙)への関心の高さを示した。両社の最高経営責任者(CEO)として、世界4位の自動車グループ全体を率いるゴーン氏は、総会での就任あいさつで「私のルノー復帰は、日産復活という任務が完了したことを意味している」と自信を示した。
1世紀以上の歴史を持つルノーだが、経営のトップはゴーン氏でようやく9代目だ。国有化後に6代続いた「ルノー公団総裁」は官職でも重い地位で、生え抜きか巨大企業からの横滑りだった。96年にミシュランから途中入社し、日本で名を売ったゴーン氏は異例のトップと言える。
日産が大株主ルノーにもたらす収益は05年前半で9億5000万ユーロ(約1300億円)。「日産は次の10年もルノーを必要とするか」(ルモンド紙)との不安もあり、ルノー経営者の課題は日産との関係強化。それができるのはゴーン氏だけだ。
ルノーの売上高に占める国外の比率は04年に65%を超えた。レバノン系移民の3世としてブラジルで生まれ、ミシュラン時代に米国を経験したゴーン氏の強みは国際性。日本での成功でカリスマ性は一段と強まった。
高級官僚からルノー入りし、CEOを13年務めた前任者・シュバイツァー氏は各部門に任せる手法。陣頭指揮型のゴーン氏との違いは水と火に例えられている。剛腕イメージに、労働組合は「グループの従業員や工場同士を競争させるようなことは認めない」と身構える。
日産での権威を保ちながら、実質3年しか在籍していないルノーでの信頼をどう築くか。ゴーン氏の手腕と運が、母国で再び試される。
http://www.asahi.com/car/news/TKY200504290287.html
日産、米テネシーでハイブリッド生産
2005年6月19日
日産自動車は17日(現地時間)、米国テネシー州でハイブリッド車の生産計画を発表した。2006年から同州スマーナ工場で生産開始し、07年モデルとして投入する。
ハイブリッドシステムを搭載するのは北米市場での主力セダン『アルティマ』で、当初年2万台規模となる見込み。ハイブリッド車生産のため、スマーナ工場に1040万ドル(約11億円)を追加投資する。
日産はハイブリッドシステムをトヨタ自動車から調達することで提携しており、今回のアルティマがトヨタ製の第1号となる。
《池原照雄》
http://response.jp/issue/2005/0619/article71712_1.html
日産、時・分単位で輸送管理 日単位から転換し効率化
FujiSankei Business i. 2005/6/21
日産自動車は8月をめどに、工場から出荷される完成車について、新たな輸送管理体制を導入する。1日単位で配送計画を策定する現在の手法から、時間・分単位で運搬車を手配できる方式へと転換。これによって、輸送の効率化を大幅に推進し、コストの削減と顧客満足度(CS)向上につなげていく。
同社は「NPW」という生産方式を1997年から導入している。これは受注が確定した後、その情報がエンジン・車両組立工場などに一斉に送信され、工場出荷の時間を決めた上で各工程での生産日時を確定する。
また、工場出荷後のサービスセンターでの納車整備や販売会社への輸送も時間単位で管理しており、「何月何日に販社へ納入する」という情報を顧客に提供している。
8月をめどに新たに導入するのは「シルビア」というシステム。全体の流れの中で時間・分単位での計画が定まっていない完成車出荷の輸送工程に適用する。
現在は完成車が一定の数量にまとまった後、目的地に応じてトレーラーに積載、輸送するという方式を取り入れている。これに対して、新システムは時・分単位で管理するため、工場から出荷された完成車を順次積載できるようになり、運搬車などの滞留時間を大幅に短縮。効率的な輸送計画を策定できるようになり、その分のコスト削減につながる。
また、納車予定の実車が「何時何分にどこを通過した」といった細かな情報もインターネットなどで把握できる体制を構築することで、CS強化にも結びつける考えだ。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/art-20050620220149-DTPIXAKBDV.nwc