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米でカード情報4千万人分流出か マスターやビザなど
2005年06月18日11時12分
ビザやマスターなど米大手クレジットカード会社のもつ最大4千万人分の顧客情報が外部に流出した可能性があることが17日、明らかになった。流出情報には契約者名とカード番号、有効期限が含まれていることから、カードが不正に使われる恐れがある。カード各社が共通に利用する外部の情報処理会社のシステムから情報が漏れたとみられ、米連邦捜査局(FBI)が捜査している。米メディアによると、流出の恐れがある個人情報件数としては過去最大規模になるという。
マスターカード・インターナショナルが17日午後(日本時間18日午前)に発表して明らかになった。マスターカードによると、米カード情報処理会社「カードシステムズ・ソリューションズ」のコンピューターネットワークに外部から不法にアクセスした形跡があり、データが盗まれた疑いがある。
マスターカード分の流出件数は最大1390万人分。同社によると、流出したとみられるのはカード番号と有効期限。一部は名前も含まれており、契約者以外が流出情報をもとにインターネットなどで買い物の支払いをすることが可能という。生年月日や社会保障番号は漏れていないとしている。
流出情報の9割は米国内のカード契約者だが、1割は海外の契約者で、米国内でカードを使って買い物などをした顧客の可能性がある。日本で発行されたカードが含まれている可能性もあるが、国別の内訳はわからないという。
ビザUSA、アメリカンエキスプレスなどほかの大手カード会社も同様の被害を受けている。米メディアによると、ビザの流出件数はマスターを上回る最大2200万人分に上る可能性があるという。
http://www.asahi.com/international/update/0618/005.html