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米モルガン・SのパーセルCEO、力尽く-ウォール街の激烈な権力闘争 (ブルームバーグ)
2005年6月14日(火)10時12分
6月13日(ブルームバーグ):モルガン・スタンレーのフィリップ・パー
セル最高経営責任者(CEO)は、ジョン・マック氏らライバルをけ落として、
同社のトップに上り詰めたが、経営の失敗により、ウォール街の証券会社トップ
の座を追われることになった。
パーセルCEOは8年前、自らが率いるディーン・ウィッター・ディスカバ
ーをモルガン・スタンレーと合併させ、世界最大規模の証券会社を作り上げた。
しかし20人のシニアバンカーの流出や利益低迷、株価不振を受け、13日、辞任
表明に追い込まれた。同CEOの更迭を求めてきた元幹部8人に対する敗北宣言
として、辞任が「わたしが取れる最良の道だ」と述べた。
パーセルCEOは、自らがモルガン・スタンレー社長の座から引きずりおろ
したジョン・マック氏や、サンフォード・ワイル氏にシティグループ共同会長の
座を追われたジョン・リード氏の仲間入りをする。
「ザ・バンカーズ」の著者、マーティン・メイヤー氏は「ウォール街は厳し
い場所で、戦いの懸賞は大きい」と話す。「市場の大幅な変動を生き延びる経営
者は非常に少ない」と同氏は述べた。
更迭された経営者が、それを契機により高い地位を獲得したり、新たなキャ
リアを築く場合もある。
マック氏はモルガン・スタンレーを退職した後、2001年にクレディ・スイ
ス・グループに加わり、共同CEOとなった。昨年、クレディ・スイスを追われ、
今度はヘッジファンドのピーコット・キャピタル・マネジメントの会長となった。
リード氏は、2000年にシティを去ったが、3年後にニューヨーク証券取引
所(NYSE)の会長の座を埋めるため、フランスでの引退生活から呼び戻され
た。リード氏とワイル氏の抗争に絡んで1998年にシティを追われたジェーム
ズ・ダイモン氏は、バンク・ワンの会長兼CEOを経て、2006年にJPモルガ
ン・チェースのCEOとなることが決まっている。
原題:Morgan Stanley's Purcell Is Latest Wall Street Chief to 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
Fail(抜粋) {NXTW NSN II1LGJ07SXKX
東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Edidor:Kobari
記事に関する記者への問い合わせ先:
ニューヨーク George Stein ghstein@bloomberg.net.
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