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無線LANを番組制作に活用 フジとライブドア
業務提携の第1弾
フジテレビジョンとライブドアが、ニッポン放送株争奪戦の和解に際し合意した業務提携の第一弾として、番組制作で協力することが十一日明らかになった。フジテレビが、七月から都心部で始まるライブドアの公衆無線LAN(構内情報通信網)サービスを、番組制作に利用する。ライブドアが十五日に開く事業説明会で発表する。
無線LANを使って、取材映像を伝送したり、視聴者が撮影した動画を受け取ったりする計画。フジは、ライブドアの通信網活用で番組制作の効率が高まると判断。ライブドアは、新事業の大口利用者を確保できる。
両社は和解を受け「業務提携推進委員会」を設立。五月から検討を重ねてきた。フジは、ライブドアのインターネット上のポータル(玄関)サイトに番組案内や広告を掲載することも検討している。
ライブドアは当初、テレビ番組のネット配信に意欲的だったが、フジが著作権関係を理由に難色を示したため、まず無線LANでの協力事業に取り組むことにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050611/eve_____kei_____000.shtml