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小泉純一郎首相は10日、来年度予算案での政府開発援助(ODA)の扱いについて「無駄、不必要なものがないか厳しく見直す必要がある。しかし今までのように削減していくだけでなく、増額を検討しなければいけない段階に来ている」と述べ、増額に前向きな考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
2005年度のODA予算は7862億円で6年連続して減少した。国連のアナン事務総長は先進国に対しODAの増額を求めており、安全保障理事会の常任理事国入りを目指す立場からも削減傾向に歯止めをかける必要があると判断したとみられる。 (13:29)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050610AT1E1000910062005.html
【ワヤクチャ】
どこに対して増額して、どこに対して減額なのかを言わなければ分からないではないか、小泉君。こういうファジーな答弁はさせないようにしていこう。記者諸君。