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フジタに410億円出資へ
米ゴールドマンなど2社
新社長に網本執行役員
経営再建中の準大手ゼネコン、フジタは8日、米大手投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)と不動産の森トラストを引受先とする410億円の第三者割当増資をすると発表した。GSがフジタの筆頭株主になる。
フジタは債務免除など金融支援を要請していることへの経営責任を明確にするため、網本勝弥執行役員(67)が社長に就任し、原田敬三社長(64)が退任する人事も発表。川俣慶司専務、吉川修二専務も退任する。人事は29日付の予定。
網本社長は8日、記者会見し「若々しく、活力のある企業に再生したい」と述べ、経営再建に向け全力を挙げる考えを強調した。
フジタは今年3月末に三井住友建設との統合について白紙撤回すると発表し、米投資会社ローンスターグループから410億円の出資を受ける予定だった。その後、債権者らからスポンサー選びで透明性を高めるべきだとの意見が出たため、入札を経てGSなどの助力で再建を目指すことになったという。
GSがフジタに経営陣を送り込むかどうかは未定。GSは「(GSの)顧客基盤、森トラストの不動産事業に関する専門的能力とのシナジー(相乗効果)を通じて、収益の増強を図ることが期待される」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050608/fls_____detail__061.shtml