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(回答先: 経常赤字はなぜ問題化しないのか アラン・グリーンスパン/米連邦準備制度理事会議長 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 08 日 12:51:51)
東京外為:ドル、米長期金利の低下が重し−106円65−70銭付近 (ブルームバーグ)
2005年6月8日(水)11時42分
6月8日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ドルの上値
が重い展開となった。米国の長期金利が4%以下の水準で推移するなど他国と
の金利格差の観点からみた投資の優位性が薄れるなか、海外投資家のドル買い
需要が低下するとの見方を背景にドル売り圧力がかかりやすくなっている。
JPモルガン・チェース銀行為替資金本部の佐々木融チーフFXストラテ
ジストは、「米国は経常赤字国のため、金利が低いと、資本のフローがひきつ
けられないとの懸念につながる」と指摘する。
この日は、欧州の政治的不透明感を背景に売り進まれたユーロがやや戻り
基調にあり、対ドルでは1ユーロ=1.23ドル前後を中心に、前日のニューヨー
ク時間午後5時半時点の1.2285ドルを上回る水準で推移。一時は1.2311ド
ルまでユーロが水準を切り上げる局面もあった。
ユーロ・円相場は1ユーロ=131円前半を中心とした取引となっており、
一時は131円27銭までユーロが上昇している。
一方、ドル・円相場は1ドル=106円台後半でもみ合い。早朝の取引では
106円53銭までドルが弱含む局面もみられたが、対ユーロで円売りが進むと、
106円75銭まで上昇。その後は106円65−70銭を中心に取引されている。
米金利低迷
7日の米金融市場では、10年国債が上昇(利回りは低下)。グリーンスパ
ン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が7日、最近の10年債利回りの「異例
な低下」にもかかわらず、当面はこの水準から上昇しそうにないと示唆したこ
とが背景にある。
キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午後4時10
分現在、10年債(表面利率4.125%、2015年5月償還)は前日比約3/8上げ
て101 13/16。同利回りは5ベーシスポイント(1bp=0.01ポイント)下げ
て3.90%。一時は3.89%まで下げている。
一方、日本の10年国債利回りはこの日の取引で1.23%を中心に推移。米
国債との金利格差は2.7ポイント近くとなっており、3月の3.27ポイントか
ら縮小している。
ドル買い持ち高の調整圧力強い
また、ドル・円相場は、「1ドル=109円の壁が抜けられずに、ドルがも
たついており、今週は5月のドル上昇局面で急速に積みあがったドル買い持ち
高の調整圧力が強い時間帯」(東京三菱銀行為替資金部・武田紀久子調査役)
との指摘もある。
先週までの取引では、欧州の政治的不透明感からユーロ売り・ドル買いが
進行。この影響で、ドル・円相場も1日に1ドル=108円87銭まで上昇してい
た。しかし、その後に発表された5月の米国の雇用増が市場の予想を大きく下
回ったことから、ドル・円相場はドル売り圧力を強め、7日の海外市場までに
106円50銭までドルが下落している。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したシカゴマーカンタイル取引
所(CME)国際通貨市場(IMM)でのドル・円先物取引(非商業部門)の
持ち高は、5月31日時点で4万8435枚の売り越しと、24日時点の3万8831
枚から売り越し幅が拡大。ユーロ通貨先物の取組残高も、1万8310枚の売り越
しと2000年2月4日時点以来の高水準となった。
東京時間午前11時24分現在 前日比 7日のニューヨーク午後5時半時点
ドル・円 106.68 +.07 106.61
ユーロ・ドル 1.2298 +.0013 1.2285
ユーロ・円 131.19 +.21 130.98
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