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露政府、日本語サイトで投資促進 ビジネス情報提供
FujiSankei Business i. 2005/6/7
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/art-20050606205402-AXIXQUXXST.nwc
【モスクワ=黒川信雄】ロシア経済発展貿易省投資政策部門のセルゲイ・イゴロフ副代表は、モスクワ市内でフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、ロシア政府がロシア東欧貿易会(ロトボ)と共同で日本の対露投資拡大に向け日本語でロシアのビジネス環境に関する情報を提供するウェブサイトを近く、開設することを明らかにした。
ロシア政府は今年4月14日、日本からの投資促進を目的とした情報提供機構「ティプロ」を立ち上げている。ロシア政府が、特定の国を対象にした投資促進機関を創設したのは初めて。
ティプロはすでに英語、ロシア語のウェブサイトを立ち上げ、対露投資に興味がある日本企業に対し彼らとビジネスを展開したいロシア企業のデータを提供するサービスを開始している。しかし、日本企業に対する情報提供には日本語の情報が不可欠という考えから、ロトボとの共同ウェブサイト構築の検討を開始した。
一方、日本側には、04年6月に日露貿易投資促進機構が発足、日本語による情報提供サービスがすでに始まっている。両者による共同サイトが立ち上がれば、現在よりさらに幅の広いビジネス情報の配信が可能になると見られる。
イゴロフ氏は、「日本による対露投資額が昨年、全体の0.4%にあたる約1億5000万ドル(約160億円)にとどまったが、日本企業は投資をしたい国の第6位にロシアがあげている」と述べ、「その格差を埋めるにはロシアのビジネス環境に関する情報不足の改善が不可欠」と指摘した。
このため現在は、ティプロのウェブサイトを通じ、対露投資の方法などに関する情報提供や、メール、ファクスなどで日本企業からの質問を随時受け付ける体制を整えている。
(ティプロのウェブサイトはhttp://www.tip-ro-rj.economy.gov.ru、日露貿易投資促進機構はhttp://www.jp-ru.org)