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「第2のユコス」摘発準備?露次長検事、TVで示唆
2005年 6月 7日 (火) 00:01
【モスクワ=五十嵐弘一】ロシア最高検察庁のウラジーミル・コレスニコフ次長検事は5日夜、露民放NTVテレビに対し、プーチン政権が解体に追い込んだ露石油会社ユコス社事件に関連し、類似事件の再発の可能性を示唆した。
税務当局に企業への過剰な課税攻勢を戒めたプーチン大統領発言にもかかわらず、当局がユコス型事件摘発の準備を進めていると受け止められている。
コレスニコフ次長検事はNTVに、検察当局には「別の(捜査)資料がある」「(ホドルコフスキー)事件が最後ではないと言える」と述べ、今後も、財閥、大企業を対象に立件を続ける姿勢を示した。
ユコスのミハイル・ホドルコフスキー元社長は5月31日、モスクワの裁判所から脱税と横領などで懲役9年の実刑判決を言い渡された。弁護士は控訴の準備を進めている。
プーチン大統領は今年4月25日、年次教書演説で、「税務当局は企業を弾圧すべきではない」などと述べ、内外からの対露投資の妨げになる、企業への課税攻勢をやめさせる意向を示していた。
露政界筋は、「大統領と検察当局は役割分担をしていると考えるべきだ。大統領が対外イメージ改善を図る一方、他方がこわもてで財閥威嚇を続ける。実際には、ユコス資産奪取で味を占めた政権内グループが、第2、第3のユコス型事件を狙っている可能性は高い」とみる。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050607/20050606id25-yol.html