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06/05 16:05 パイプライン敷設を初協議 印パ、イラン天然ガス輸入
【イスラマバード5日共同】イランの天然ガスを輸入するパイプ
ライン敷設に向けたインドとパキスタンの非公式閣僚協議が五日、
イスラマバードで開かれる。イランからの輸入をめぐっては、イラ
ンが得る輸出収益が核兵器開発に使われる恐れがあるとして米国が
反対しているが、六日には公式協議も行われる。
パイプライン問題での印パの本格協議は初めて。四月の首脳会談
で協議開催に同意していた。
米政府はインド、パキスタン両政府に自制を求め、イランの代わ
りに、トルクメニスタン産の天然ガスをアフガニスタン経由で輸入
するよう圧力をかけている。
しかし経済大国化を目指すインドにとってエネルギー確保は不可
欠で、パキスタン入りしたアイヤル石油・天然ガス相は四日、「わ
れわれはどの国の圧力の下にもない」と米国をけん制した。
「テロとの戦い」で米国と協調するパキスタンも、エネルギーが
不足しているとして「国益には妥協しない」(ムシャラフ大統領)
との姿勢を崩していない。両国はカシミール問題で対立しているが
、関係改善の機運の中、パイプライン問題では利害が一致した。
パイプライン敷設は、イラン南部の南パルス・ガス田からパキス
タンを経由してインドまでの約二千七百キロを結ぶ計画。建設費は
四十億ドル(約四千三百億円)以上といわれる。
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[2005-06-05-16:05]