大都市圏での地価下げ止まりに伴う不動産開発の活発化で、不動産融資が急増している。2004年度の不動産業向け新規融資は前年度比15%増えた。特定の不動産事業に限定する大手銀行の新型不動産融資がけん引役で、3月末残高は4兆円超となり前年度比5割増えた。金融機関はバブル期のような地価上昇を見込んだ融資とは異なるとしているが、日銀などには融資過熱に警戒感も出ている。 (07:00
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