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北米自動車生産性調査、トヨタが6年ぶり総合1位に
【ニューヨーク=田中昭彦】米自動車コンサルティング会社ハーバー・コンサルティング(旧ハーバー・アンド・アソシエーツ)は2日、2004年版の北米地域の自動車生産性調査を発表した。メーカー別(参考データも含む)の総合順位ではトヨタ自動車が日産自動車を抜いて6年ぶりに首位に立った。上位3社は前年同様日本勢が占め、北米での競争力の大きさを裏付けた。
生産性の総合順位は車1台当たりのプレス、組み立て、エンジン生産に要する時間を比較して出した。トヨタは前年比で5.5%短縮、27.9時間となり、日産の29.4時間を抜いてトップになった。トヨタは04年に生産システムを刷新し、北米の各工場で組み付け手順の簡素化など製造工程の標準化を徹底したのが奏功した。
プレス、溶接、塗装工程を除いた組み立て時間では日産が昨年に続き首位を維持したが、工場間の生産移管などがあったことで時間は前年より6%増えた。 (12:34)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050603AT2M0300803062005.html