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(回答先: 「ドイツにおける構造問題と構造改革に向けた動き」 【日本銀行】 投稿者 hou 日時 2005 年 5 月 22 日 15:04:10)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000010-san-int
【ベルリン=黒沢潤】ドイツで最大の人口を擁する西部ノルトライン・ウェストファーレン州で二十二日、州議会選挙が行われた。同州で三十九年間にわたり政権を維持してきたシュレーダー首相の社会民主党(SPD)は、国内の失業者数が五百万人弱という戦後最悪の雇用情勢を背景に敗北する可能性が高く、来年九月の総選挙にも大きな影響を与えそうだ。
同州は第二次大戦後の西ドイツの復興の中心となった重工業地帯で、伝統的に労組の力が強く、一九六六年からSPDの牙城となってきた。しかし、現在は国内の失業者五百万人弱のうち同州に約百十万人が集中。中心都市の一つ、ドルトムント周辺では失業率が18%に達するなど、旧東独の失業率にも迫り、政府への批判は強まっている。
十九日に発表された世論調査機関「フォルザ」の調査結果でも、州内の与党SPDの支持率は36%で、野党キリスト教民主同盟=CDU=(43%)に水をあけられている。国政と同様に連立を組む「90年連合・緑の党」との支持率を合計しても、CDUと自由民主党(FDP)との野党連合に7ポイントの差をつけられている。
SPDはシュレーダー氏が一九九八年に首相に就任以来、計六州で政権を失っている。来年の総選挙を控え最後の州議会選となる今回、SPDが敗北した場合には政権にとって大打撃となりそうだ。
独メディアは、国民から不人気の社会保障制度改革を首相とともに推し進めるクレメント経済労働相が辞任するとの見通しを伝えている。