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hou さんが、様々な問いかけをされているので、私も、問いかけてみたいと思います。
計算機ソフトウエアの分野に長らくいることから、ある程度は、この分野がわかるので、日本の現状を記します。
機械系CAD、すべて海外勢に負けました。LSICAD、同様。造船CAD、同じ。計算機、あるいはゲーム機に使う、回路設計は、ほとんど、海外製のCADを使って設計しています。自動車のメカ部もそうです。
機械は、制御をしないと、まともには動きません。制御設計のための、計算機上のツール、これも負けました。エンジンの動作実験を、計算機上でやりますが、これも負け。細かな分野ですが、自動車の衝突実験を、計算機上でやるのですが、そういった分野でも、負け。
みなさん、よくご存知の、業務基幹システム(販売、在庫、購買、など企業の業務の中核システム)というのがあります。この基本部は、ほとんど、ドイツか、アメリカ製です。
ましてや、汎用の言語、COBOLから始まって、最近のJAVA、UML、みな海外製です。製作に日本人が加わる事はありますが。産業としては、日本ではありません。
OS、マイクロソフト、リナックス、DB、オラクル、、、でしょう。トロンが例外的に頑張っています。
一方で、職人が作るものは、強いです。アニメーションソフト、ゲームソフト、などです。これらは、技術者が製作するというより、職人肌の人々が、がんばって作るものです。
日本の特徴は、ソフトウエア産業に如実に現れていると思います。