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Nevada経済速報5月20日(金)11:40
...2005/05/20(Fri) 11:47:15...
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今期業績の急悪化
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3月18日付け経済速報にて、企業業績につき今期は果たして増益を達成できるのか?と指摘しましたが、どうやらその通りになってきたようです。
今日付けの日経新聞が発表しました内容では、今期の企業業績は増益率がたったの<+1.5%>に急悪化すると発表したからです。
3月18日付け経済速報抜粋
2006年3月期予想 +6.4% 今回発表 +1.5%
前期の<+25%増益>からはまさにつるべ落としのような状況となっています。
では、本当にこの<+1.5%>を達成できるでしょうか?
まず無理だと言えます。
特にハイテク関係は減益で済めばよいという惨状を示すはずだからです。
その理由は、3月末にかけて決算数字を作るために猛烈な生産を行い結果在庫がたまりに溜まってしまっているところに、価格の急落が襲ってきているからです。
下げ止まるとしきりに“新聞”一面大見出しで指摘されてきていましたが、実際は下げ止まるどころか、更に下げが加速してきています。
(一例)
半導体スポット価格(5月19日)
256M(DRAM) 240円〜250円(マイナス10円:マイナス4%)
また、商品市況も、中国バブルが完全に崩壊し、価格は高値から大幅な下落を見せています。
通常、企業経営者は、期初は強気の見通しを発表する傾向がありますが、今期はそれでも<+1.5%>なのです。
実際の足元を見れば怖くてとても数字など言えないという経営者が多くいるはずです。
なぜなら、中国バブルは続き、この1・3月期で景気は底入れをし、4月以降急上昇すると信じ込んでいたからです。
確かに1・3月期のGDP統計は“素晴らしい”数字となっていますが、これはこの“期待”を込めて増産・設備投資をした為に起こった現象であり、正確な内容ではないのです。
これが経営者は今、分かってきたのです。
このため、<+1.5%増益>としか言えなかったのです。
今後、業績は悪化の一途を辿り、前期末に在庫を積み上げたハイテク関係企業の中には大幅な赤字に転落するところも出てくるはずです。
<20〜30%の減益>で済めば御の字ということになると思います。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報5月20日(金)11:25
...2005/05/20(Fri) 11:34:07...
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サムスンの世界最大の有機EL開発
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サムスン電子は、世界最大の有機ELディスプレーを開発したと発表しましたが、これで世界的に有機EL部門の開発競争が一気に激化し、市場争奪戦に突入することになる筈です。
この有機ELディスプレー開発が進めば、航空機部門・自動車・TV液晶・パソコン液晶・医療用器具等需要はほぼ無限ともいえる規模に膨らみます。
後は、どれだけコストを引き下げるか、安定した技術を維持できるかが問題になってきますので、関連業界は今後、囲い込み競争が激しくなり、場合によりましては、部品会社そのものを買収することもありえます。
今、日本で上場企業でこの有機EL部門、特に原材料部門で最も有望視されているのは、【ケミプロ化成】ですが、この小さな会社を巡って争奪戦が起これば、株価などあってないような状況になります。
今後世界の有力メーカーがどのような対応を取るか。
注目しておいてよいと思います。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html