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Nevada経済速報5月9日(月)12:10
...2005/05/09(Mon) 12:18:09...
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乖離が進めば・・・
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政府発表 : 景気は踊り場だが大局的には緩やかな回復
では、個人はどう見ているのでしょうか?
何度も述べてきていますが、大企業中心の景気は確かに回復しましたが、その原因はリストラ等で経費を削減したところに、中国・米国バブルが襲ってきたものです。
そのバブルももはや終わりつつあり、今後崩壊する危険性すらあります。
特に、中国経済は、もはや手がつけられない事態に直面してきており、今後株価の急落から金融・経済危機が勃発する危険性すらあります。
そこで日本経済です。以下の数字をご覧ください。
景気判断をどうみるか?
悪くなってきている 27.2%
良くなってきている 20.7%
変わらず 51.7%
悪くなってきていると判断している国民が良くなってきていると判断する国民より、多くなっているのです。
政府は<緩やかな回復>としていますが、国民は<景気は悪化>と判断しているのです。
この乖離が拡大していけば一体どうなるでしょうか?
何も知らない国民はこのように判断するでしょう?
『自分だけ景気が悪いのだ、自分が悪いのだ』と。
結果、精神的に追い込まれる者も出てきて、これが犯罪を引き起こす原因にもなるのです。
皆が皆悪いのなら、『ならば仕方がない』となりますが、海外旅行だ、ショッピングだと報じられ、政府も景気は回復していますよと、これでもかと言うほど景気回復が報じられれば、『どうせ自分は落ちこぼれだ、いっそのこと他人のものを奪ってしまえ』、『他人を殺してしまえ』という感情に追いやってしまうこともありえるのです。
広島で起こりました男女二人の殺傷事件では、楽しそうに話していたからという理由でホームレスの男にナイフで刺されていますが、今後、このような事件が続出することになるでしょう。
今後、安心して歩けることなど、夢のまた夢となるかも知れません。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html