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(回答先: 社会保障問題は誰が手をつけても、 投稿者 hou 日時 2005 年 4 月 30 日 09:47:24)
>その点で、小泉政権は、長期の日本戦略にかなりプラスイメージを創造できる。
1.国際競争に勝てる国内産業の育成
2.中小企業における経営強化
3.会計技術の進展と金融システムの強化
これらの、強化は短期的な利益を追求しないという点ですばらしい政策である。
短期的な利益追求は、現在の日本経済においては麻薬を投与するのとおなじである
それを考えれば、いまの政策は日本を長期的に導くよい政策であるが、ですが、これは
タイミングが極めて悪い状態の政策でもある。
果たしてそうだろうか。
プラスイメージが想像できるのは、勝ち組の企業、経営体力のある企業だけだ。
houさんのあげている3つのポイントは、そうした勝ち組の企業、経営体力のある企業にとってのみ意味のある事柄だ。
「これらの、強化は短期的な利益を追求しないという点ですばらしい政策である」としたり顔で言えるのは、親方日の丸の官僚、役人と勝ち組の企業、経営体力のある企業だけなのだ。
逆に言えば、そうでもしないと、そうした連中は、負け組の企業、経営体力ない中小企業と共倒れになると考えているのである。
houさんがどのような立場にあるのか知らないが、小生は少なくとも官僚、役人、勝ち組の企業、経営体力のある企業の側には属していないので、こんな政策はとんでもないということになる。
「短期的な利益追求は、現在の日本経済においては麻薬を投与するのとおなじである」というのはよくわかるが、だからといって弱肉強食と、既得権のある側(企業も官僚も役人もそこにぶら下がっている諸団体も含めて)のみに有利な政策を是とする意見は、まったく無能無策の政策と言わざるを得ない。
「タイミングが極めて悪い状態の政策でもある」といってすましていられるものではない。
頭はこうしたときのために使うべきだ。
もちろん、小生に妙案(第三の道)がある訳ではないが、そのために膨大な税金を使っている部署があるはずだ。
そうした輩はいったい何をやっているのか。
弱者切り捨ては、小学生程度の頭脳でもできることだ。