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独Ifo経済研のネルブ氏:4月の景況感指数の悪化についてコメント (ブルームバーグ)
4月25日(ブルームバーグ):ドイツのIfo経済研究所のエコノミスト、ゲルノート・ネルブ氏は25日、同国でブルームバーグとのTVインタビューに応じ、4月の独企業景況感指数が2003年9月以来の低水準に低下したことについて、以下の通り発言した。
Ifo経済研が発表した4月の同国の企業景況感指数は93.3と、3月の94.0から悪化。原油高を背景に景気見通しが後退し、3カ月連続で低下した。同指数はブルームバーグ・ニュースがまとめた48人のエコノミスト予想中央値では93.5が見込まれていた。
4月の独企業景況感指数について: 「この日のリポートは、経済の推進力が向こう数カ月間も引き続き弱い可能性を示している」 「原油価格が影響した。ただ、工業分野において懐疑的な見方が増えているようだ」 「明るい点もいくつかあった。最終段階の需要が改善しており、小売業と建設業の分野において良い兆しが見られる。ただ、決め手となる工業分野は弱まっている。現時点で景気動向は上下どちらにも動き得る可能性がある。向こう数カ月間が決め手となるだろう」 「輸出期待は非常に良い状態となった。これまではやや悪化を見せていたが、まだ同分野は好調なようだ」 「ユーロ、そして原油価格は依然として問題だ。もしこれらの緊張感緩和が無ければ、安心するのは難しいだろう」
欧州中央銀行(ECB)とインフレについて: 「ドイツでは、インフレはほとんど無く、デフレの危険性もほとんど無い。中央銀行に利上げの行動を促す圧力は無い」
雇用市場について: 「雇用市場のデータを見る限り、危険が去ったと言うことはできない」
消費者需要について: 「消費者の購買欲が累積しているようだ。このため、もし状況が改善すれば、消費者支出が回復するとみている」
原題:Ifo's Nerb Comments on German Business Confidence inApril(抜粋) {NXTW NSN IFHV8P0UQVI9 }
[ 2005年4月25日18時29分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/market/story.html?q=25bloombergathZaqm.ne14&cat=10