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トヨタ自動車、ロシアに新工場建設へ…覚書に来週調印
【モスクワ=五十嵐弘一】ロシア経済発展貿易省のスベトラーナ・ガネエワ投資政策局長は14日、トヨタ自動車がロシア第2の都市サンクトペテルブルク近郊シュシャリに自動車組み立て工場を新設することに同意し、トヨタ、同省、サンクトペテルブルク市の3者が来週、覚書に調印する、と記者団に語った。
日本の自動車メーカーのロシアへの工場進出は初めて。
14日行われた、日本とロシアの経済関係拡大を目指して設立された「日露貿易投資促進機構」の露側機構発足式で明らかにした。
新工場では主要部品を日本などから持ち込み、完成車に仕上げるノックダウン方式となる見込みで、当初、年産25000台でスタート、その後、10万台規模へ生産を増やしてゆく見通しだ。投資規模など投資の詳細については別の協定が締結されるという。
露市場でのトヨタ車の販売台数は2004年、4万7400台以上と、前年(2003年、約2万6500台)の1・8倍に上昇。過去数年間も、2000年以降の露経済回復に伴い、急増している。
このため、トヨタは現地生産を検討してきたが、税制優遇措置が大きい上、港湾が近くにあり、日本や欧州からの部品持ち込みに便利な立地条件から、サンクトペテルブルクに決まった模様だ。
(読売新聞) - 4月15日1時14分更新