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(回答先: Re: タミフルによる死亡は、「日本人を使った人体実験ではないか」との発言を副島氏はしているようですね。 投稿者 膝枕 日時 2005 年 11 月 22 日 19:26:58)
こんにちは。ビル・トッテン氏(アシスト社社長)も鳥インフルエンザに関しては「メディアの煽り」を感じておられる様です。
「2005年12月05日
鳥インフルエンザ、冷静対応を
鳥インフルエンザ関連のニュースが日々報道されている。米国ではブッシュ大統領がアジアや欧州での鳥インフルエンザ流行を受けて、新型インフルエンザの世界的大流行に備える国家戦略を発表した。総額71億ドル(約8200億円)を投じて新しいワクチン製造法の開発や抗ウイルス薬の備蓄強化などの対策を進めるという。鳥インフルエンザ対策を話し合う国際会議も開かれ、世界では大流行に備えて行動計画の策定が進められている。日本も例外ではなく、政府レベルの対策本部を設けて取り組むという。
(ビル・トッテン)
SARSやインフルエンザ、そしてこの鳥インフルエンザなどの潜在的な危険性を国民に伝えることの重要性は大切なことである。しかし約65億人の地球人口のうち鳥インフルエンザでこれまでに死亡した人の数は私の知る限りで百人にも満たない。そしてそれらは病気で死んだ鳥を扱ったり接したりしていた人々であり、また現時点で人から人へ鳥インフルエンザが感染したという記録や事例はない。
伝染病とはある期間に特定の地域で急激に広まる病気で、コレラやペスト、みずぼうそうや風疹などもそうである。世界的な伝染病は平均で30年から40年ごとに起きており、インフルエンザ関連についていえば例えば米国では90年代に毎年約3万6千人以上が死亡した。
鳥インフルエンザについていえば、原因となるウイルスは人から人へ感染する可能性はある。突然変異はウイルスではよく起こることであり、それは普通、何年もの時間を経てから起きる。過去30年間にそのようにして新しい伝染病がいくつも出現しており、HIV、エボラ熱などもそうである。心配性の人であれば、さまざまなウイルスについて事典で調べただけでも鳥肌が立つことだろう。ウイルスは何兆種類もあるが、しかしそのほとんどは害のないもので寄生的に他の生きている細胞に付着している。
メディア、政治家や官僚が鳥インフルエンザに何万人も感染して死亡するという恐怖をあおっても、どうか冷静に考えてほしい。毎年冬になるとインフルエンザは猛威を振るい、それでもあなたは生き延びてきた。いつ、どんなときにも新しいウイルスが起きる可能性はある。そのウイルスはもしかすると人類に大きな問題を起こし得るかもしれないが、人間はさまざまなウイルスと共存してきた。この地球には人間にとって危険な物質は無数にある。そしてこれまでに死ななかった人間は一人もいなかった。
今までに広まった伝染病はどれも自然に収束している。1918年にはウイルスが突然変異を起こし米国で約55万人、世界中では5千万人もの死者を出したとされる「スペイン風邪」が猛威を振るった。もし鳥インフルエンザのウイルスが突然変異し、人から人へ感染するようになれば、いかなるワクチンも効かず、感染者を隔離するという旧来の方法しかない。私たち一人ひとりができることといえば、毎年冬になると言われてきた、人ごみを避けること、日に何度も手を洗ったりうがいをする、鼻をさわったり指を口に入れたりしない、といったことを励行するしかない。
交通事故だけをみても日本全国で8千人近くの方が亡くなっている。私がいいたいことはいくらメディアが鳥インフルエンザの脅威をあおっても、パニックにならないようにということだ。なぜならテレビや週刊誌は常に何か問題を作り出すことが仕事だからである。テレビを消して、健康的な暮らしを実践する方が私たちの心身には必要だ。たとえ地球に健康に害を及ぼすウイルスが数多く存在しても、人間は地球以外の星で生きていくことはできないのだ。
その一方で人間は鳥インフルエンザよりも危険な遺伝子組み換えによるバイオ・ウイルスという、地球上に存在しない人工的なウイルスを作ろうとしている。結局は人間そのものがこの地球で最も危険な生き物なのかもしれない。
大豆やとうもろこしなど、さまざまな作物が商品価値を高めるために遺伝子を組み込むことによって品種改良されているが、これらの遺伝子組み換え作物が地球の生態系にどのような影響を及ぼすかはすぐには分からないという危険性もある。
そんな中、牛肉が年内にも輸入再開されるらしい。牛海綿状脳症(BSE)の危険性はないとしての決定であろうが、米国からの圧力以外の何物でもないこの方向転換は鳥インフルエンザの騒ぎぶりとは対照的だといえる。」
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1180954_629.html
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