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10/31 05:07 鳥インフルエンザで協議 豪でAPEC参加国・地域
【シドニー31日共同】鳥インフルエンザが人から人へ感染し大
流行する事態への準備や対応策を協議するアジア太平洋経済協力会
議(APEC)参加国・地域の会議が三十一日、オーストラリア東
部ブリスベーンで二日間の日程で開幕した。
会議はオーストラリア政府が主催。日本など二十一カ国・地域の
流行病や災害の担当者や保健、検疫の専門家が出席。APEC不参
加のカンボジアやミャンマー、ラオス、太平洋島しょ国会議(PI
F)、世界保健機関(WHO)などの代表もオブザーバー参加。
アジアでは二〇〇三年以来、高病原性鳥インフルエンザ(H5N
1型)による死者が六十人以上に上り、このウイルスが変異して人
から人に感染し大流行する恐れがあると懸念されている。
会議では、大流行に備え情報交換し、対応策の調整方法などを協
議、抗ウイルス剤の確保も議題となる。二日目は、流行した場合の
経済、保健、輸送分野でのサービス維持や旅行者支援、国境の閉鎖
問題を話し合う。
会議の結果は、十一月に韓国で開かれるAPECの閣僚会議や首
脳会議の議題になるという。
20051031 0744
[2005-10-31-05:07]
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