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(回答先: DNAの個人差地図完成=新治療・診断法へ応用期待−5カ国チーム(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 10 月 27 日 20:40:56)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000201-yom-sociより引用
「ヒトゲノム地図」完成、オーダーメード医療実現へ道
人が生まれつき持っている体質が全遺伝情報(ヒトゲノム)のどの部分で決まっているのか、その所在地を示す遺伝情報の“地図”を、日米など5か国の国際研究チームが完成させた。
糖尿病や高血圧などの個別の病気のなりやすさと、地図内のどの場所が関連しているかの解明は、今後の課題だが、遺伝レベルも含め、その人の体質に合わせた「オーダーメード医療」の実現に近づく成果として期待される。
27日付の英科学誌ネイチャーで発表される。
ヒトゲノムは99・9%までは誰でも同じとされるが、残り0・1%の中に、遺伝情報を記す化学物質(塩基)の配列の1か所が異なる部分(SNP)が散在し、それが体質などの個人差を決定すると注目されていた。
このSNPは、数も1000万個にも上り、病気との関連の解明には、膨大な時間と費用がかかるとされてきた。
日本からは理化学研究所遺伝子多型研究センター(中村祐輔センター長)が参加した研究チームは、ゲノム内に散在しているとみられていたSNPが複数で「ブロック」(ハプロタイプ)をつくり、ブロック単位で連動して遺伝していくことに着目。
ブロック内の一部のSNPを調べれば、ブロック内の残りのSNPの機能も推測できることを突き止めた。例えば、日本人、中国人の場合、約25万個のSNPを調べるだけで、98・5%の精度で個人差を識別できることがわかった。
研究チームは、日本、中国、米国など計270人から採取した血液サンプルをコンピューターを駆使して分析。個人の体質につながるとみられる110万個のSNPの位置に基づいて、ブロック内の重要なSNPの所在地を、ゲノム上に地図のように描いた。
(読売新聞) - 10月27日10時35分更新
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