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(回答先: 「特効薬」に耐性ウイルス 越の鳥インフルエンザ患者(共同→中国新聞) 投稿者 天空橋救国戦線 日時 2005 年 10 月 15 日 06:57:53)
2005年10月15日11時57分
東南アジアなどで猛威を振るう鳥インフルエンザウイルスH5N1型に感染したベトナムの患者から、服用した抗ウイルス薬オセルタミビル(商品名タミフル)の耐性ウイルスが検出されたことが分かった。東京大医科学研究所とベトナム国立衛生伝染病研究所などのグループが、20日付の英科学誌ネイチャーで発表する。
耐性ウイルスは今年2月、H5N1型に感染した兄を看病していた少女から検出された。当初、微熱やせきなどの症状が現れ、予防目的で通常より半分の量のタミフルを飲んだが、4日目に39度の高熱が出て感染を確認。このとき採取したウイルスから耐性ウイルスが見つかった。感染が発覚してから通常量に増やし、3月中旬には回復したという。
東大医科研の河岡義裕教授(ウイルス学)らが、少女から採取したウイルスの遺伝子を調べたところ、ウイルス表面のたんぱく質に耐性を示す変異があった。この耐性ウイルスをフェレットに感染させた実験で、別の抗ウイルス薬ザナミビル(商品名リレンザ)は効果が認められた。
タミフルは耐性ウイルスが出にくいとされ、新型インフルエンザの出現に備えて世界的に備蓄が進められている。グループは、備蓄には新たにリレンザも加えるべきかもしれない、という。
河岡教授は「耐性ウイルスが検出されたのは1例だけで現段階では広まってはいないが、引き続き監視していく必要がある」と話している。
http://www.asahi.com/international/update/1015/007.html
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