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「霜降り肉や肥後牛といったいわゆるブランド牛≠フ中にこっそり豪州産や米産の安い肉を混ぜ込むのは当たり前。サイコロステ―キなんてものは、前の日の余りだとか、何が入ったものか分かりませんよ」
こう話してくれたのは、フリ―タ―時代に一年半程食品工場でアルバイト勤務のあるライタ―のMさん。
名前を言えば誰でも知っているような大きな食品会社の子会社で、Mさんのいた「精肉部門」はわずか5人程度の小さな部署だったという。
「精肉部門をまとめていたのは長年精肉店で働いていた技術者で、皆からは師匠と呼ばれていました。人柄もいいし、下の人間からも慕われているのですが、やっていることははっきり言って詐欺に近いものがありました。先程言ったような偽装表示≠ヘもちろん床に落ちた肉は軽く火であぶって利用するように言われていました。私もこんなことを平気でやっていたんだから、今考えれば良心が痛みますよ」
例えば弁当工場などで「床に落ちた具材をこっそり入れる」というのはたまに聞く噂であるが、実際にこの食肉工場では行われていたのである。ただ「もう一度火であぶるように」といった点に「師匠」と呼ばれる人物の肉と消費者に対する真摯な気持ち感じるではないか。
「驚くべきなのは、やはり師匠のテクニックです。その業界に通じている人なら当たり前のことで、ある意味タブ―とされていることらしいのですが、例えばどこどこ産の国産牛何gの上に豪州産のどの部分を何g、そしてその上にまたどこどこ産の国産牛何gを上に重ねて一緒にスライスする。すると、プロが見ても絶対に分からない、見た目も味も完璧な○○牛の味になる≠ニいった話もしていました。本物なんて霜が降りすぎていて脂の味しかない。こうした方がうまいんだ≠ニ師匠は言っていましたが、消費者にとってはどうなんですかね・・・・・・」
数年前にこの会社は一連の「食肉偽装問題」で大きな痛手を受け、ほとんどの社員が退職を余儀なくされたという。
別冊BUBKA 2005年11月号
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