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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000008-kyodo-soci
原因不明の孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)として死亡した患者388人のうち、確定診断に必要な脳の解剖を受けたのは18%(70人)だけで、欧米に比べ極めて低いことが、厚生労働省CJDサーベイランス委員会の最近6年間の実態調査で16日分かった。
牛海綿状脳症(BSE)が人に感染して起きるとされる変異型ヤコブ病は、感染拡大の防止上、孤発性との識別が重要だが、難しい場合がある。2月に国内初の変異型と診断された男性も、いったんは孤発性とされ、解剖で変異型と判明した。
同委は「変異型見逃しを完全に防ぐには解剖率の向上が必要」と指摘。行政による解剖経費の補助や、特別な解剖実施施設の整備が急務としている。
(共同通信) - 9月17日2時13分更新
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