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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050802k0000m020037000c.html
牛海綿状脳症(BSE)について、現在の米国の検査体制を日本に適用すると、発見頭数は20〜40%に減るとの推定結果を農林水産省が1日、食品安全委員会のプリオン専門調査会(吉川泰弘座長)で公表した。米国は昨年6月以降、死亡牛など約39万頭を検査し、BSE牛を1頭確認した。さらに1頭を「疑いあり」として、英国で確認検査中だが、日本並みの検査体制なら数頭から10頭が見つかった可能性があることになる。
農水省は、日本で04年度に見つかったBSE牛5頭について、米国の体制なら何頭見つかったかを試算した。
2頭は見かけ上健康で、食肉処理場での全頭検査で見つかった。米国では全頭検査はなく、この2頭は見つからない。
残る3頭中2頭は農場での死亡牛だった。日本は死亡牛をすべて検査するが、米国は約4分の1しか検査しないので、発見も0〜1頭にとどまるとされた。残り1頭は廃棄牛で、日米どちらでも発見できたとみられる。
この結果、米国方式を当てはめた場合の発見例は1〜2頭(20〜40%)に減ると推定した。
同省は先月「日本のBSE牛20頭のうち9頭は米国なら検査対象外だった」と発表したが、さらに詳しく分析した。
政府が米国に要求した資料の一部も1日、調査会に提出された。米国で見つかった2頭目のBSE牛の1次検査値や確認検査の手順などだが、米政府の要求に基づき、非公開とされた。吉川座長は「公開に支障がある内容とは思えない。非公開だと、大変なデータを隠していると誤解を招きかねない」と話し、公開に向け日米両政府が話し合うよう求めた。【高木昭午】
毎日新聞 2005年8月1日 20時02分
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