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http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050707it05.htm
鳥インフルエンザ、中国の渡り鳥繁殖地で大量死
【ワシントン=笹沢教一】渡り鳥の世界的繁殖地である中国中西部・青海湖で、病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」によるガンなどの大量死が確認され、今後、渡り鳥を介して、「H5N1型」が、欧州、オセアニア、東南アジアなど広範囲に広がる危険性が高まっていることが明らかになった。
調査に当たった中国科学院など2つの研究チームが、6日付英科学誌ネイチャーと同日の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。
これまで、野生の鳥はこれらウイルスに抵抗力があり、感染しても発病しないとされてきたが、越冬する渡り鳥の間でウイルス遺伝子の組み換えが起こり、感染力が強まった可能性があるという。
家禽(かきん)類と異なり、渡り鳥は焼却による処分が困難なため、研究チームは「世界的脅威になる恐れがある」として、感染拡大に注意を呼びかけている。
両論文によると、青海湖では、今年4月から5月にかけて、ガンなど1500羽以上の渡り鳥の感染死が確認された。流行はその後も続き、数十万羽に感染した可能性がある。
鳥の症状やウイルス株のDNA分析の結果、ガチョウやアヒルから感染したと見られ、採取したウイルス株を使った動物実験では、鶏が感染後20時間以内にすべて死に、マウスの大半は72時間以内に死んだ。人間にも同様の高い病原性があると推定されている。
青海湖は中国のほぼ中央に位置し、琵琶湖の6倍以上という中国最大の塩水湖。シベリア、オセアニア、東南アジアなど世界各地の渡り鳥の一大繁殖地として知られている。
(2005年7月7日13時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050707ik06.htm
中国・青海湖で鳥インフルエンザ
渡り鳥数十万羽感染か
これまで、野生の鳥はこれらウイルスに抵抗力があり、感染しても発病しないとされてきたが、越冬する渡り鳥の間でウイルス遺伝子の組み換えが起こり、感染力が強まった可能性があるという。
家禽(かきん)類と異なり、渡り鳥は焼却による処分が困難なため、研究チームは「世界的脅威になる恐れがある」として、感染拡大に注意を呼びかけている。
青海湖は中国のほぼ中央に位置し、琵琶湖の6倍以上という中国最大の塩水湖。シベリア、オセアニア、東南アジアなど世界各地の渡り鳥の一大繁殖地として知られている。
(2005年7月7日 読売新聞)
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