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07/07 12:11 遺伝子組み換え作物で圧力 米国がキプロスに
【カイロ7日共同】遺伝子組み換え作物をスーパーマーケットで
別の棚に置くようにするキプロスの法案に対し、米政府が両国関係
を損なうと警告し、撤回に向け圧力をかけている。ロイター通信が
六日伝えた。
米政府はキプロス議会に書簡を送り、法案は「生物工学を使った
農産物の開発、生産を主導する米国」への攻撃であり、こうした農
産物に対する非関税障壁に等しいと述べた。その上で、世界貿易機
関(WTO)加盟国としての義務に反すると主張し、法案に反対す
るよう議員に求めた。
これに対し、法案を提出した環境政党「緑の党」の議員は「消費
者に何を買おうとしているのか知ってもらう」のが目的と説明。キ
プロス国民は遺伝子組み換え問題に敏感だとする世論調査を示し、
米国の要求は「脅迫だ」と批判している。
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[2005-07-07-12:11]
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