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＊これは「養鶏王国」茨城県としてはずさんすぎるチェック体制ですね。海外報道ではほとんど連日のように鳥インフルエンザ報道がなされていて，日本の養鶏関連ギョーカイ雑誌でも毎号特集を組んでいるのに。
鳥インフルエンザというのは「強毒性」のものばかりだと思っているのでしょうか。どうも基礎知識のところから問題があるような気がします。しかし，アジア諸国の中で，これだけ能天気な業者がいるのは日本ぐらいではない？他国はみなピリピリしているのに。
もっともこれは業者を責めるより，県や国の監視体制のほうを問題にすべきなんでしょうが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000308-yom-soci
鳥インフルエンザ「想定せず」…判明まで１か月
茨城県水海道市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、養鶏場と、検査を依頼された熊本市の民間研究所が、鳥インフルエンザを前提としていなかったため、検査依頼から報告まで約１か月かかったことが２８日、わかった。
養鶏場は、研究所から動物用ワクチンを購入しており、５月下旬、通常９０％程度の産卵率が４０％以下に落ち込んだため検査を依頼、研究所は「サービスの一環」として引き受けたという。症状が一般的だったため、鶏伝染性気管支炎など産卵率低下を引き起こす細菌やウイルスの検査を行った。しかし、原因は特定できず、鳥インフルエンザの検査をしたところ、今月２４日に感染の疑いが判明、県と養鶏場に連絡したという。
県は「大量死したわけではなく、感染に気づかなくてもやむを得ない」とし、今後、産卵率が低下した場合は、養鶏場に県への報告義務付けを検討している。
この研究所では、鳥インフルエンザが疑われる場合は検査を受け付けず、家畜保健所などでの検査を勧めている。鳥インフルエンザのウイルスを簡単に見つける検査キットも持っておらず、今回は、ウイルスそのものを調べる方法で、疑いが判明したという。
（読売新聞） - 6月28日18時36分更新
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