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http://www.asahi.com/science/news/TKY200506250086.html
2005年06月25日
体細胞クローンと遺伝子組み換えの技術を組み合わせてヤギとブタをつくることに成功した、と農業生物資源研究所(茨城県つくば市)が発表した。がん抑制効果のあるたんぱく質など薬の原料を効率的に生産することや、医療用モデル動物の開発が期待できるという。
同研究所と名古屋大医学部、バイオベンチャー「プライムテック」(茨城県土浦市)の共同研究。ヤギなどが胎児の段階に体細胞をとり、目的の遺伝子を入れ、うまく入った細胞を選んで核などを卵に移植することで、成功率を高めた。
ヤギは雄で、5月に生まれた。世界で2例目、国内では初。生理活性を高める働きのたんぱく質をつくる遺伝子が組み込まれており、この雄を親に雌が生まれれば、こうした有用なたんぱく質を乳から大量に採集することが可能となる。
ブタは4匹生まれた。ブタの臓器を人間に移植すると拒絶反応を起こすが、今回の4匹のうち3匹は、拒絶反応を抑えるように遺伝子を組み換えてある。今年中に、交配で生まれた子ブタを使ってサルなどへ移植をし、拒絶反応が出ないか調べる方針だ。
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