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(回答先: 米国産牛肉は安全、日米協議にも影響ない=米農務長官 投稿者 JAXVN 日時 2005 年 6 月 25 日 16:35:10)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050625i106.htm
【ワシントン=笹沢教一】昨年11月に米農務省の機関が行った確認検査で一度「シロ」と判定されていた今回のBSE(牛海綿状脳症)感染牛については、英ウェーブリッジの検査機関で実施した同じ「免疫組織化学的検査(IHC)」で逆に陽性の判定が出ており、米国の検査精度自体に疑問を投げかけることとなった。
農務省は24日の声明で、この食い違いについて、「感染牛の感染の程度が弱かったか、病原体のプリオンの分布に偏りがあった」と苦しい釈明をしている。だが、英機関が実施した同じ検査や別の方法では陽性の結果が出ていたことから見て、米国の検査には、試料採取の仕方などの分析方法に問題があった可能性もある。
農務省は、これまでに行った現場での簡易検査で疑陽性の判定が出た3頭を、確認検査した。米国内で行われてきたIHCと違う「ウエスタンブロット法」でやり直し、今月10日、今回の牛の検体から陽性反応が出たと発表した。
ところが農務省は、10日の時点では、「英機関での確認が終わっていない」として感染牛として扱わなかった。日本や欧州はすでにこれら2つを確認検査に導入しているが、1種類の方法で陽性と出れば、かりに他の方法でシロであっても、通常は感染牛と判断している。日本などで有効性が高く評価されているウエスタンブロット法で陽性と出た段階で「感染牛」としなかった点でも、農務省の対応は遅かったといえる。
全頭検査を実施している日本では、これまでに450万頭以上を検査し、20頭の感染牛が確認されている。米国は昨年6月からの検査強化で約38万頭を調べ、疑陽性が3頭、感染牛はわずか1頭しか見つかっていない。「日本に比べ、米国内の感染牛の割合がこんなに低いのは不思議」と疑問を投げかける専門家は多い。
(2005年6月25日14時35分 読売新聞)
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