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http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20050608k0000e040089000c.html
独立行政法人北海道農業研究センター(札幌市豊平区)は、遺伝子組み換え(GM)技術を使ったイネの屋外栽培試験を再開することを決めた。同センター敷地内の隔離ほ場で07年から行う予定で、寒さに強いイネの開発を目指す。
同センターは現在、実験室内で小麦や別のイネの遺伝子を組み込んだ数種類の耐冷性イネを試験栽培している。このうち1種を屋外栽培し、生育状況などを調べる。
ほ場は動物が入らないようさくで囲う。花粉飛散による交雑を防ぐため、センター敷地内にある他品種イネのほ場から300メートル、センター外の一般ほ場から4キロを目安に隔離する。国の指針は他品種のイネと26メートル以上離すよう定め、道の専門部会が栽培基準を検討している。
同センターは03年、トウモロコシ遺伝子を組み込んだGMイネを屋外で試験栽培し、消費者が反発。道もGM作物と一般作物との交雑防止条例を制定するまで栽培しないよう求め、04年から屋外栽培は中止した。条例が今年3月に成立し、10月には栽培届け出の受け付けが始まるため、再開することを決めた。
同センターの佐藤裕・地域基盤研究部長は「07年の実施に向け、説明会を開くなど、理解を得て進めたい。交雑防止のため道の基準を順守する」と話している。【丸山博】
毎日新聞 2005年6月8日 14時13分
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