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米BSE:
確認法の不十分さ露呈 他にいないのかとの声も
b 米国で牛海綿状脳症(BSE)の疑いが濃い牛が見つかった。従来とは別の確認検査を実施した結果で、これまでの確認法の不十分さが露呈した。英国で最終確認中だが、日本の専門家からは「見逃されたBSE牛が他にいないか確認が必要だ」との声が出ている。
日本は、BSEの全頭検査(1次検査)で「陽性」とされた牛が出ると、3種類の確認検査をする。「免疫組織化学検査」「ウエスタンブロット法」「病理組織検査」だ。しかし、米国は免疫組織化学検査だけでの確認を原則としてきた。
米農務省によると、昨年6月以降、BSEの広がりを調べるため、37万5000頭余の牛に日本と同じ1次検査をした。陽性だった3頭に免疫組織化学検査をしたが、いずれも陰性で、BSEではないと判定した。
しかし今月、同省内の監察機関が3頭をウエスタンブロット法でも検査するよう勧告した。その結果、1頭が陽性となった。この牛は昨年11月の1次検査で強い陽性反応が出ていた。
食品安全委員会プリオン専門調査会の山内一也委員は「私も出席した昨年の日米作業部会で、日本側は、免疫組織化学検査だけでは不十分だと主張した。だが米側は受け入れなかった」と話している。山内委員によると、欧州では免疫組織化学とウエスタンブロットの両方を確認検査に使うという。【高木昭午】
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050612k0000m020054000c.html
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