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原発が生み出す核のゴミ
地震大国で地層処分は危険すぎる
「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」代表 兼松秀代(かねまつ・ひでよ)さんに聞く
高レベル放射性廃棄物の最終処分場に立候補する自治体が相次ぐなか、「核のゴミ」問題は急速に焦点化しつつある。
「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」代表の兼松秀代さんに聞いた。
地層処分の危険性
――原子力発電環境整備機構(NUMO)が高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補地を募っていますが、そもそも地層処分は安全なんでしょうか?
★推進側の人たちは、高レベル放射性廃棄物をガラス固化体にしてオーバーパックという鋼鉄の容器に入れ、さらにベントナイトという粘土で覆って地下水の流れの遅い300mよりも深い地下に埋めるので何万年も安全だと主張しています。しかし資源エネルギー庁自身が新聞広告で、「国は地層処分の安全確保に必要な研究開発を進めていきます」と述べているように、実際はまだ研究をはじめたばかりです。
研究機関の原子力機構、つまり旧動燃は約30年前から研究開発を行ってきたと主張しています。研究を行ってきた場所は、主として岐阜県東濃地域です。動燃は東濃にウラン鉱山を持っていて、そこで1986年からずっと高レベル放射性廃棄物地層処分の安全評価に関わる研究や堆積岩での処分立坑の堀方、周辺地域では1000mの深いボーリング技術や地下水採取の方法などを研究していました。
私は新潟から岐阜市に移り住みましたが、東濃にウラン鉱山があることすら知りませんでした。まして住民に内緒で高レベル放射性廃棄物地層処分の研究をしていたことは全く知りませんでした。1995年に原子力機構が瑞浪市に超深地層研究所を建設しようとしていることを知り、研究所は処分場にならなくても、地下のデータが蓄積されている周辺地域が処分場になる可能性が高いと考え反対運動をしています。
1999年に原子力機構が2000年レポートという分厚い電話帳のような報告書を4冊出しました。「我が国における高レベル放射性廃棄物 地層処分の技術的信頼性 地層処分研究開発第2次とりまとめ」です。
原子力機構はレポートで、「将来10万年程度に渡って、十分に安定でかつ人工バリアの設置環境及び天然バリアとして好ましい地質環境が我が国にも広く存在すると考えられる」という結論を出しました。地震国で亀裂と地下水がいっぱ
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