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http://www.asahi.com/international/update/0930/007.html
中国が核融合放電に成功 超伝導では世界初
2006年09月30日09時58分
中国科学院プラズマ物理研究所は、核融合実験装置EASTが、超伝導コイルを使った放電実験に成功したと28日に発表した。新しいエネルギー源の開発を目指し、日米欧中などが協力する国際熱核融合実験炉ITERと同じ方式の炉で、超伝導コイルでの実験成功は世界初。ITER実現に向けて貴重な研究成果を提供しそうだ。国際原子力機関が10月に中国・成都で開くIAEA核融合エネルギー会議で発表する。
同研究所のホームページなどによると、実験では重水素と三重水素を核融合させ、約1億度の高温プラズマを約3秒保つことができた。炉はトカマク型と呼ばれ、世界の核融合研究の主流。トカマク炉で一部に超伝導コイルを使った実験はあるが、全体に採用したのは今回が初めて。
コイルは、高温のプラズマを閉じこめる磁場をつくったり、プラズマに大電流を流したりするのに使う。核融合を実用化するには長時間連続して大電流を流す必要があるが、コイルの線材に通常の銅などを使うと焼き切れる危険があり、超伝導技術は欠かせない。韓国が超伝導炉を建設中のほか、日本原子力研究開発機構の核融合臨界プラズマ試験装置JT60でも、銅から超伝導材に改造する計画がある。
8月にEASTを見学した原子力機構の牛草健吉グループリーダーは「昨年末から実験準備を進めてきたが、これほどの成果は驚きだ。中国の意気込みの高さを示している。総延長10キロ以上ある配管を一つひとつチェックして実験に臨んだと聞いており、進め方もきちんとしている」と話す。
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