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プルトニウム:日本の保有量が史上最多 原爆442発分に
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060905k0000e040036000c.html
日本が05年末時点で国内外の原子力施設に保有しているプルトニウムは約44.2トンに上ることが5日、分かった。昨年に引き続き史上最多を更新した。
経済産業省と文部科学省が同日午前、国の原子力委員会に報告した。それによると、保有量は04年末に比べ約1.1トン増えた。内訳は英仏の再処理工場で保管中が約37.9トン。独立行政法人・の日本原子力研究開発機構東海再処理工場(茨城県東海村)で抽出したものや、高速増殖炉「もんじゅ」などの燃料用として保管されている国内分が約6.3トンだった。
保有総量は原子爆弾なら約442発が製造できる量に相当する。
国内外からプルトニウムをため続けることに批判が強いが、プルトニウムの使用を目指していた高速増殖炉は実用化が50年ごろとされるものの正確な見通しは立っていない状況。国は当面、通常の原発で燃やすプルサーマルを推進する方針で、電力各社は10年度までに国内の16〜18基の原発で実施する計画だが、現在は九州電力玄海原発だけが地元の同意を得たのみ。
さらに今年中には稼働したばかりの使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)からもプルトニウムが生産される予定で、プルトニウムの保有量は当面、増え続ける状況にある。【中村牧生】
毎日新聞 2006年9月5日 11時18分
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