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サミット首脳宣言 原子力の利用推進を明記 【産経】
http://www.sankei.co.jp/news/060716/sei061.htm
【サンクトペテルブルク=大塚昌吾】主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)の主要議題となるエネルギー安全保障に関し、通常の議長総括とは別に、首脳宣言を打ち出すことが15日明らかとなった。首脳宣言には原子力利用の推進を明記するほか、省エネやエネルギー効率の改善で各国が自主的に目標を設定する行動計画の策定についても盛り込む見通し。主要な国際会議で、エネルギーの効率的利用や省エネの必要性は確認されてきたが、原子力利用の推進を正面から打ち出すのは初めて。
エネルギー安保の首脳宣言は、2年前の1バレル=40ドル台から現在の80ドル近くまで高騰を続ける原油相場を背景に、参加各国は過度な石油依存からの脱却が重要であるとの認識で一致した。
多様なエネルギー源の利用にあたっては石炭、太陽光、風力なども挙げられる。しかし、地球環境保護の点で気候変動への対応とともに、持続的成長の確保も図れる原子力利用への期待は欧米諸国で高まっている。
サミット開幕を控え、ブッシュ米大統領が原発利用促進の必要性を表明したほか、地球温暖化対策に積極的な英国も、「脱原発」からの政策転換を正式に表明した。エネルギー需要が今後も急激に高まるアジア地域でも、原子力利用への期待は強い。
首脳宣言は、国内で原発への抵抗がなお残るドイツなどに配慮はしつつも、「原子力エネルギーは大気汚染防止や、気候変動への挑戦を進める」と、プラス面の表現を盛り込む見通しだ。
このほか、各国が自主的に省エネやエネルギー効率改善の目標を設定する行動計画を策定するこも合意する。同時に、市場の透明性向上や投資促進など、原油高騰の対応策として主要国財務相会合で合意した項目も盛り込む。初のサミット開催国となるロシアは、特別の首脳宣言をまとめた指導力をアピールする。
【2006/07/16 東京朝刊から】
(07/16 11:19)
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