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http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/cat5524357/index.html
より転載
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2006年5月 7日 (日)
放射性物質漏えい−原因不明なのにせん断再開
原燃は、4月23日の放射性物質漏えいについて、5月2日に調査結果を公表しています。
洞道内の漏えいを検知する検知ポットにおける
微量の放射性物質等の検出に関する調査結果について
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/060502-recycle-b01.html
原燃は、「洞道内の配管からの漏えいではないものと判断しました。」とする一方で、「本事象は、当該検知ポットに接続されている低レベル廃液貯槽等から混入したものと考えられますが、引き続き、原因究明のための調査を継続することといたします。」とし、どこから漏れたのかはまだ特定できないことを認めています。にもかかわらず、原因調査中という理由で中断していたせん断作業を5月3日から再開しています。
投稿日 2006年5月 7日 (日) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月28日 (金)
せん断・溶解よりも事故調査を優先…アクティブ試験は一時中断?
原燃はHPで、放射能漏れ事故の調査のため、27日からのせん断・溶解作業について、調査を優先するとしています。一方で支障がないことを確認したうえで行うとも。
日本原燃HP
「分離建屋と精製建屋の間の配管等を収めた洞道(アクティブトレンチ※)内での漏えいを検知する検知ポットにおける、微量の放射性物質の検出(4月24日公表)について、鋭意原因調査を行っていますが、26日から洞道内部の状況を確認するための準備作業に着手しました。なお、27日から予定していた、新たなせん断・溶解作業については、当該調査を優先し、せん断・溶解作業に支障がないことを確認したうえで行います。」
原燃、放射性物質検知で配管調査に着手/デーリー東北
調査については、地下通路は厚さ約1メートルの鉄筋コンクリートで密閉されているため、高さ約1.2メートル、幅約3.6メートルの穴を開けて作業員が中に入り、配管から水などが漏れていないかを確認するようです。
投稿日 2006年4月28日 (金) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月25日 (火)
原燃社長記者会見
事故原因もわからないのに分離と次のせん断を継続!?
事故の公表遅れ問題は開き直りもいいところだ!
原燃定例社長記者懇談会挨拶概要
http://www.jnfl.co.jp/jnfl/president-talk200604.html
■試験の経過と予定について
16日から
「溶解液を前処理建屋から分離建屋に移送し、核分裂生成物を分離する性能やウランとプルトニウムをそれぞれのラインに分配する性能を確認する「分離・分配性能確認試験」などを開始」
18日から
「精製建屋において、分離建屋で分配されたウラン溶液とプルトニウム溶液をそれぞれ精製する際の運転機能や効率を確認する「ウラン精製性能確認試験」などを開始」
これからの試験
「27日から28日にかけて新たに10体の使用済燃料をせん断・溶解する予定」
「ウラン脱硝の開始は7月以降、ウラン・プルトニウム混合脱硝は8月以降を予定」
…ウラン溶液とプルトニウム溶液ができて、これから精製するということでしょうか。2つも事故を起こし、どこから漏れたかもわからない状況なのに、4月27日から28日にかけて新たに10本の使用済み燃料をせん断、溶解するつもりでいます。
■40リットルの放射性液漏れの公表遅れについて
「また、このたびのトラブルに関しては、報道機関の皆さまから、公表時間が遅いとのご指摘をいただきました。…青森県と六ヶ所村との間で締結した安全協定に基づく「トラブル等対応要領」に則り、B情報として、翌日午後に公表させていただきました。」
…プルトニウムが1グラムも含まれるという高レベルの放射性液の漏れであり、社会的にも大きな関心事となる事故である以上、即時に公表してしかるべきでした。
…岩手県知事が「(トラブル等の)迅速な発表は会社の姿勢を示すもの」と述べ、同社の公表基準にとらわれず、異常が発生した場合は速やかに公表するよう求めましたが、これにはなにも答えていません。
…百歩、いや一万歩譲って「B情報」であったとしても、公表基準では、「原則として同上(夜間・休祭日を問わずただちに連絡する情報)だが事象発見が夜間の場合には翌朝速やかに連絡する情報」とあります。
トラブル等対応要領
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/care-pdf/recycle-care-trouble.pdf
事故発生が11日午前3時40分ですから、「翌朝速やか」というのは11日の朝ではないでしょうか?(0時を回ったら次の次の朝なんてことはないでしょう??)それなのに、HPで公開されたのが、なんと35時間後の12日の午後(朝でもない)、青森県や六ヶ所村への通知も6時間後でした(それにこれだけでは公表と言えないでしょう。報道機関はこのへんを怒っています…県政記者会がトラブル公表で原燃に申し入れ/デーリー東北)
なぜ、ぬけしゃあしゃあと「要領に則り、B情報として、翌日午後に公表させていただきました。」などといえるのでしょうか!??
■昨日の放射性物質漏れについて
「なお、昨日17時50分頃、再処理工場分離建屋と精製建屋の間のコンクリート製の配管用通路に設置している漏えい液受皿の検知ポットの液位が増えたため、試料を採取して分析した結果、ごく微量の放射性物質などを確認しました。本事象による主排気筒モニタおよびモニタリングポストの指示値の変動はなく、環境への影響はありません。詳細については、現在調査中ですが、B情報の可能性もあることから、先程、県・村にご報告し、本日午後、ホームページで公表させていただきます。」
…これもそうです。17時50分は夜間ですか?翌日午後3時は翌朝ですか?
…どこからどうやって漏れたかもわからない状況です、これでなぜ試験が継続できるのでしょうか???
投稿日 2006年4月25日 (火) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月24日 (月)
六ヶ所再処理工場−配管から放射性物質の漏えい?
昨日23日夕方、六ヶ所再処理工場で配管からの放射性物質の漏えいがあったもようです。
原燃HP(アップされたのは24日午後3時です)
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/topics/060424-recycle-b01.html
配管下に微量の放射性物質 再処理工場の地下道で/共同
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-00000093-kyodo-soci
日本原燃は24日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で23日夕、コンクリート製の地下道を通る配管の下に設置された受け皿から、微量の放射性物質を検出したと発表した。環境への影響はないという。同社は配管から漏れた可能性もあるとみて調べている。同社によると配管は、使用済み核燃料からウランとプルトニウムを分離する分離建屋と、不純物を取り除く精製建屋をつないでいる。漏えいを検知する受け皿の液の量が増えたため分析していた。
投稿日 2006年4月24日 (月) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月19日 (水)
やはり事故による放射能放出はあった
再処理工場の事故について、岩手県の市民団体「三陸の海を放射能から守る岩手の会」と青森県内の団体計四団体が、日本原燃に質問状を提出し、試験中止を申し入れました。やりとりの中で、事故があったハル溶解セルは負圧になっており、排気はフィルターを通して主排気塔から排出されていることが明らかになりました。原燃は、その際、排気モニターの数値に変動はなかったとしています。
漏れた放射性水から気体となった放射能は、やはり排気筒から外部に放出されていました。
原燃広報は事故直後に「工場の中のごく一部のことで、外に漏れることは一切ない。職員の被ばくも全くなく、安全については問題ない」(岩手日報)と述べています。
原燃はせめて「外部にも放出されたが量は安全上問題のないレベルだった」くらいは言わないと。その上で、どの程度の放射能が出たと推測されるのかを明らかにすべきでしょう。モニターの感度が適切であったかも問題となるはずです。排気モニターの数値に変動はなかったということと「外に漏れることは一切ない」ということとは違います。これは明らかな嘘です。
「試験中止を」青森・再処理工場事故/岩手日報
再処理試運転洗浄水漏れで市民団体が質問状/デーリー東北
水漏れに抗議、原燃へ質問状/岩手の市民団体など/東奥日報
以下は核燃料搬入阻止実行委員会の抗議・要請についての記事です。
核燃搬入阻止実行委が再処理など運転中止要請/デーリー東北
「県は厳しく臨め」/東通データ改ざんで市民団体が抗議/東奥日報
それにこんなおもしろい記事がありました。
「安心している住民に火を付け油を注ぐ」/原燃副社長、マスコミ批判/東奥日報
「住民が安心しているところで火を付け、油を注ぐのがマスコミ。事実を正確に伝えるのならば良いのだが」…だって。よっく言うよねえ。
投稿日 2006年4月19日 (水) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月18日 (火)
公表遅れ問題−今回の事故は「社会的関心の大きい事象」でもなかったのか?
公表遅れについて、岩手県知事が問題にしています。この件で青森県知事が一言も問題にしていないのが異常に思えます。
岩手県知事が試運転トラブルの迅速な公表求める/デーリー東北
日本原燃の公表が発生翌日だった点について「地元の県民感情に配慮し、早く発表した方がいい」と指摘した。増田知事は「(トラブル等の)迅速な発表は会社の姿勢を示すもの」と述べ、同社の公表基準にとらわれず、異常が発生した場合は速やかに公表するよう求めた。
六ケ所再処理工場におけるアクティブ試験等に係るトラブルの連絡・公表基準
http://www.jnfl.co.jp/daily-stat/care-pdf/recycle-care-trouble.pdf
ところで、トラブルの連絡・公表基準は上記にあるのですが、
例えば、2002年の使用済燃料貯蔵プールからの水漏れ<PWR燃料貯蔵プール北壁部西側からのプール水の漏えい(H14.2.1)>は、「社会的関心の大きい事象」ということで「A情報」=夜間・休祭日を問わず直ちに連絡、になっています。<プール水冷却系隔離弁からの漏えい(H13.8.10)>は100リットル以上だから「A情報」です。
ところが今回は、プルトニウムが1グラムも含まれる高濃度放射性水にもかかわらず、100リットル未満なので、事象発見が夜間の場合は翌朝速やかに連絡すればよい「B情報」となっています。実際、事故を日本原燃が青森県に報告したのが6時間後、ホームページで公表したのが12日の午後(「翌朝速やか」でもない)でした。公表まで約1日半もかかっています。
放射性水の濃度や危険性にかかわらず、何リットルかだけで区分けしてしまっています。基準にも問題がありそうです。それにしても、今回の事故は「社会的関心の大きい事象」でもなかったのでしょうか?
投稿日 2006年4月18日 (火) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年4月12日 (水)
プルトニウム含む水漏れ
核燃料再処理工場でプルトニウム含む水漏れ/デーリー東北
再処理工場で洗浄水漏れトラブル/東奥日報
「2週間でミスとは…」六ヶ所原燃/岩手日報
公表遅れに不快感 増田知事/岩手日報
プルトニウム含む水漏れ・青森(共同通信)
日本原燃は、プルトニウムなどの放射性物質を含む水約40リットルが漏れたと発表した。
青森県
「大事に至らなかったが、県民に不安を抱かせないよう慎重にやってほしい」(デーリー東北)
宮古市熊坂市長
「原燃の管理体制に問題がある。誠に遺憾」(デーリー東北)
「今回のトラブルの説明を含め、管理体制をしっかりとただしたい」(岩手日報)
普代村深渡宏村長
「あってはならないことだ。こうしたミスが起きては(原燃側が)いくら安全性を力説しても、おおきな事故がないとはいえないのではないか」(岩手日報)
大井誠治県漁連会長
「初歩的な人為ミスだ。大事には至らなかったが、試運転がスタートしてすぐにこのようなミスがあるのは不安だ。これから何度もトラブルが出るようであれば(原燃側に)説明を求めることになる」(岩手日報)
原燃広報
「工場の中のごく一部のことで、外に漏れることは一切ない。職員の被ばくも全くなく、安全については問題ない」(岩手日報)
岩手県環境保全課加藤陽一総括課長ら3人(見学に訪れていた)
「びっくりした。トラブルはきちっと公表し、住民との信頼関係を築くことが大事。一層の安全確保に努めてほしい」(岩手日報)
増田岩手県知事
「一番、緊張してやらねばならない時期にこのような事故が起きた。慎重の上にも慎重を期し、こういったことを絶対起こさないよう徹底してほしい」
「問題があればどんな小さなことでも全部オープンにすべきだ」「今後は小さなことでもすぐにオープンにするようきちっと対応していただきたい」
溶解槽セル内における洗浄水の漏えいについて/日本原燃HP
原子力資料情報室
投稿日 2006年4月12日 (水) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年2月20日 (月)
低レベル濃縮廃液漏れ
■再処理工場でウラン含む低レベル濃縮廃液漏れ
低レベル濃縮廃液の漏えいについて/日本原燃
2月17日 19時36分頃、低レベル廃棄物処理建屋 地下2階 低レベル濃縮廃液受槽を収納する室において、漏えいを知らせる警報が発報しました。
漏えい液を分析した結果、当該受槽に流入する濃縮廃液と同等の放射性物質が含まれていました。このため、当該室内を調査したところ、漏えい液受皿内及びマンホール周辺に約68リットルの液体が漏えいしていたことを確認しました。
漏えいの原因は、当該受槽において、中和のために硝酸を投入し、その後、かくはんした際に、短時間で二酸化炭素が生成されたために液位が上昇し、当該受槽の上部にあるマンホールから濃縮廃液が漏えいしたものです。
対策として、中和作業を実施する際には、かくはんを行いながら数回に分割して少量ずつの中和用試薬(硝酸)を投入するよう作業手順を見直します。(日本原燃)
放射性廃液漏れる 再処理工場で/朝日青森
再処理工場で低レベル廃液漏えい/手順書に不備/デーリー東北
再処理工場でウラン含む廃液漏れ/東奥日報
原燃によると、17日午後7時36分ごろ、低レベル廃棄物処理建屋地下2階にある低レベル濃縮廃液受槽(容量3万6千リットル)から、1月に終了したウラン試験で生じた放射性廃液が漏れて警報が鳴った。廃液のウラン濃度は1リットルあたり80ミリグラムで、近づいても人体に影響はないという。当時、この廃液を中和させるため、受槽に硝酸375リットルを入れていたという。原燃によると、中和で発生した二酸化炭素により液位が上がり、受槽上部のマンホールのすき間から廃液が漏れたらしい。
本来、硝酸は廃液をかき混ぜながら、数回に分けて入れる必要があるが、マニュアルが不明確だったため、作業員が硝酸をすべて投入してからかき混ぜ、事故を招いたと見られる。原燃では作業手順を見直し、再発防止に努めるという。(朝日青森)
投稿日 2006年2月20日 (月) 02 再処理 事故・トラブル | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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