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(回答先: これまた正気か?六ヶ所村稼動 投稿者 コマ落としの銀次 日時 2006 年 3 月 31 日 19:50:56)
六ケ所再処理工場でアクティブ試験始まる【朝日】
http://www.asahi.com/science/news/TKY200603310501.html
2006年03月31日
日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)で31日、試運転(アクティブ試験)が始まった。国が進める核燃料サイクルの中核施設で、原子力発電所の使用済み核燃料を初めて使い、プルトニウムを取り出す。商業用としては初の処理工場。プルトニウムはウランと混ぜた混合酸化物(MOX)燃料にして、原発で再び利用するプルサーマルで当面、使われる。
この日午後2時58分、原燃の児島伊佐美社長が試験開始を宣言。使用済み核燃料集合体2体を貯蔵プールの中で移動させた。計画通りに進めば、4カ月後にプルトニウムが抽出されるという。
再処理工場は、核燃料を切り刻んで硝酸溶液に溶かし、プルトニウムとウランを取り出す化学工場。年間最大800トンの使用済み核燃料を処理できる。試運転では17カ月かけて、約430トンを処理し、4トン前後のプルトニウムを抽出する予定。設備の稼働状況や、環境に出る放射能が想定通りかを確認する。
核燃料サイクルでは元々、使った燃料よりも多くのプルトニウムを生み出す高速増殖炉でMOX燃料を燃やす計画だった。だが、高速増殖炉の実現は早くても2050年以降の見通しで、当面は通常の原発で燃やすプルサーマルで利用していく。
電力各社は、10年度までに全国の16〜18基の原発でプルサーマルを導入する予定。再処理工場が順調に稼働するには、プルサーマルが計画通り進むことが前提になるが、地元同意が得られているのは今のところ、九州電力の玄海原発(佐賀県)にとどまる。
再処理工場の試運転が始まると、クリプトンやトリチウムなど放射性物質が海水や大気中に放出される。原燃は「極めて低い値で人体には影響ない」とするが、環境保護団体などから農水産物への汚染を懸念する声も出ている。
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