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関西電力が、京都・久美浜に予定していた原発を断念した。「国是」であり、将来の核武装に不可欠な原発だが、これの怖さを誰よりも良く知っているのは、他ならぬ電力会社である。
私が反核運動をしていた四半世紀前から、スリーマイルの事故で、原発は怖いと電力会社は良く知っていた。その証拠に、原発を出来る限り人口密集地から離して遠くに作っているではないか。事故が起こるのを、一番良く知っているのは電力会社である。ただ、金が入るからやっているだけで、本音は止めたいのである。
数年前、アホの石原慎太郎が、東京に原発を作ったら良いと発言した。この男、ホンマもののアホである。原発は危険で遠くに作らないと東京がヤバイと言うことすら分かっていない、タダの右翼能無しジジイである。
しかし、日本の原発は、どれも老朽化し、さらに、地震による「攻撃」を「待っている」。電力会社が止めたくても、この国の権力は止めないのだ。
日本破滅は、案外、大地震による原発の破局的事故によりもたらされるのかも知れない。まあ、こんな差別好きで、反動的な人間があまりにたくさんたむろしている日本は、そうしてつぶされた方が、世界のためかもしれない…と言っても、過言ではあるまい。
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