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毎日新聞からhttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051202k0000m020036000c.htmlより引用
プルトニウム:300キロが不明 米ロスアラモス研究所で
【ワシントン和田浩明】米国の核兵器開発の拠点である米ニューメキシコ州のロスアラモス国立研究所で、過去50年間に長崎型原爆約50個分にあたる約300キロの兵器級プルトニウムの所在が不明になっている可能性があるとの報告書を米民間研究機関が1日までにまとめた。同研究機関は米エネルギー省に通知したが、返答はないという。
報告書をまとめたのは「エネルギー環境研究所」(米メリーランド州)。米政府が公表しているデータを精査したところ、ロスアラモスで使われたプルトニウムのうち少なくとも約300キロ、最大約1トンの行き先がはっきりしないことが判明した。
エネルギー環境研究所は、記録が残されないままロスアラモスの埋め立て地などに廃棄された可能性もあるとして「周辺環境の汚染も懸念される」と指摘している。盗難などを示す情報は今のところないという。
昨年8月にロスアラモスに書面で調査を促したが、返事はなかったという。この問題を報じたサンフランシスコ・クロニクル紙の取材に対し、ロスアラモスの広報担当者は「プルトニウムは微量なものまで監視している」と説明している。
史上初の原爆を製造したロスアラモス国立研究所では昨年夏にも核物質の保管体制に問題があったことがエネルギー省の調査で判明している。
毎日新聞 2005年12月1日 18時58分
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