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http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20051115000123
長崎県佐世保市で15日午前、寄港中の米原子力潜水艦から放射能が漏れたとの想定で防災訓練が行われ、住民や陸上自衛隊、同市職員など約620人が参加した。
佐世保市には年間約20回原潜が寄港。8月に同市の光武顕市長が米海軍横須賀基地に在日米海軍司令官を訪ね訓練への参加を求めたが、司令官は「原潜の安全性は確保されている。事故の想定は現実的ではない」と拒否した。
訓練は「原潜近くの放射線測定器が平常の約50倍の数値を示した」との想定で始まった。佐世保市役所に対策本部が設置され、パトカーや市の広報車が住民に避難を呼び掛けて回った。
市職員らは全身を覆う白い防護服を着て放射能の数値を測定。老人ホームのお年寄りをコンクリート製の公民館へ誘導するなどした。
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