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日本が英国に委託した使用済み核燃料の再処理から出る「核のゴミ」の引き取り問題で、経済産業省資源エネルギー庁は1日、かさばってしまう低レベル廃棄物そのものを返還する代わりに、放射線総量で同等の高レベル廃棄物の形で返還するという英国案を受け入れる方針を固めた。
低レベル廃棄物だと37回かかる海上輸送が、高レベル廃棄物だと1回で済むなど、利点が大きいと判断した。
日本は1970年代から、英仏に再処理を委託。英仏には日本に返還すべき放射性廃棄物が保管されており、英国だけで高レベル放射性廃棄物は160立方メートル、低レベル放射性廃棄物は1万1500立方メートルにのぼる。
英国案は、この低レベル放射性廃棄物を英国内で埋め立て処分する代わり、英国で発生した高レベル廃棄物30立方メートルの引き取りを依頼するもの。日本としては、輸送時の事故の危険性や経費が軽減されるうえ、廃棄物の体積が400分の1に減るため、処分施設の延命も図れると判断した。
もともと英仏からは、ガラス固化体約2200本の高レベル廃棄物が返還される予定だが、今回の等価交換で追加となるのは約150本と見込まれる。
(2005年11月2日0時22分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051101i114.htm
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