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09/17 16:19 ウラン残土搬出作業終える 鳥取、9割現地に残し
鳥取県湯梨浜町方面(かたも)地区に置かれたウラン残土につい
て、核燃料サイクル開発機構は十七日、米国で処理する約二百九十
立方メートルを同地区から搬出する作業を終えた。
十月上旬に積み出し港の神戸港からコンテナ船で米国・シアトル
へ向け出港する。
一九八八年に残土の存在が明らかになって以来、初めて一部が撤
去されたが、全体の九割は依然現地に残り、処理の見通しは立って
いない。この日、住民側は早期全面撤去を求める申し入れ書を核燃
機構に渡した。
この日は、九九年十二月に住民側が岡山県の核燃機構人形峠環境
技術センターに持ち込み、正門脇に置かれたままになっていた一袋
を回収、現場からの最後の袋詰め残土とともに、神戸港に運ぶ大型
トラックに乗せた。
核燃機構の石村毅(いしむら・つよし)理事は現地で会見し、「
長年の懸案だった残土の一部の撤去を完了することができた。長い
時間を要してしまい、住民の方におわびを申し上げる。残りの残土
については検討を続けたい」と話した。
昨年十月、核燃機構に撤去を命じた鳥取地裁の判決が最高裁で確
定。核燃機構は住民側に三月十一日から一日当たり七十五万円の制
裁金を支払う義務が発生し、制裁金の合計はこの日までに一億四千
三百二十五万円に上った。
残りの残土を来年五月末までに撤去しなければ、一日当たり五万
円の制裁金支払い義務が新たに発生する。
20050917 2003
[2005-09-17-16:19]
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