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http://www.asahi.com/national/update/0708/TKY200507080191.html
2005年07月08日12時23分
核燃料サイクル開発機構の東海事業所(茨城県東海村)で今年4、5月、放射線管理区域内で作業した際に支給される業務手当を、実際には作業していないのに、少なくとも延べ25人が計約37万円を不正受給していたことが分かった。同機構が8日、発表した。全事業所で過去にさかのぼって調べ、不正受給分は返還させるほか、処分を検討する方針だ。
不正受給があったのは同事業所のプルトニウム燃料センター。文部科学省への内部告発で発覚した。放射線管理区域内で月の半分、作業した場合、約2000〜2万5000円の業務手当が定額支給される。延べ25人の職員が4、5月に作業実績が足りないのに虚偽の実績を申請し、計約37万円を不正に受け取った。
同機構は記録が残る過去3年分にさかのぼり、計1千人を対象に不正の有無を調査する。
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