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http://www.asahi.com/politics/update/0510/005.html?t
「二度あることは三度あるとしない」原子力安全白書
2005年05月10日10時01分
国の原子力安全委員会（松浦祥次郎委員長）は１０日、０４年版原子力安全白書を閣議に報告した。
昨年８月に福井県で１１人の死傷者を出した関西電力美浜原子力発電所３号機の蒸気噴出事故について、松浦委員長ははしがきで「慚愧（ざんき）と悔恨の念に耐えない」と振り返った。
松浦委員長は９９年版の原子力安全白書のはしがきで、９９年に茨城県東海村の民間ウラン加工施設で２人が死亡した臨界事故を反省したが、今回も同じように死者を出す事態になった。「二度あることは三度あるとしない決意と努力を一同で約束しなくてはならない」と再発防止の決意を示した。
白書では、原子力施設の安全確保に向けた「品質管理システム」の向上を課題に挙げたほか、国会で審議中の原子炉等規制法改正案を紹介。ごく低い汚染レベルの放射性廃棄物を一般の産業廃棄物として扱う制度を導入するなどの内容だ。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005051001000557
関電が役員賞与を半減 美浜事故で責任明確化（10:14）
関西電力は１０日、美浜原発死傷事故の責任を取り、２００５年３月期の役員賞与を半減する方針を決めた。同日発表する決算の利益処分案に盛り込み、６月下旬の株主総会で正式に決定する。
事故に関しては藤洋作社長が辞任して取締役になり、秋山喜久会長も１年後に会長と取締役を退くことを決めている。藤社長は既に減給処分を受けているが、全経営陣にも責任があるとして、他の役員の賞与も減らす。
０４年３月期で関電は監査役も含めた役員３６人に計１億３０００万円の賞与を払っている。
関電は３月に事故の再発防止計画をつくり、外部の委員を入れた検証委員会もその後設置した。賞与の減額というかたちで責任の所在を明確にした上で、事故の再発防止に取り組む考えだ。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005051001003496
関電が役員賞与を半減 美浜原発事故の責任取り（17:00）
関西電力は１０日、美浜原発死傷事故の責任を取って、監査役も含めて３６人いる役員全員の賞与を半減すると発表した。２００５年３月期決算の利益処分案に盛り込み、６月末の株主総会で正式に決める。
昨年は３６人に対して計１億３０００万円を支払ったが、今年は計６５００万円にする。
事故に関しては、藤洋作社長が６月末に辞任して取締役になるほか、秋山喜久会長も１年後に会長と取締役を退く予定だ。藤社長は既に報酬カットの処分を受けているが、経営陣全体にも責任があるとして、あらためて減額する。
関西電力は３月に事故の再発防止計画を定めており、計画の実施状況を検証、監視する外部委員を入れた委員会もつくっている。
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