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(回答先: 自民党がブログ人口の取り込み 投稿者 外野 日時 2005 年 9 月 17 日 19:12:49)
。PVはこの一週間ずっと1日1万件を越えた。PV1万件はブログの人気度を測る一つのメジャーメントになるだろう。私はPVよりもビジター数を重視している。ブログを単に広告媒体として考えればPVが重要だが、ジャーナリズムの観点から考えれば大事なのはブックマーク・リピーター、つまり定期読者の数である。これを増やすことが目下の運営上の関心事で、当面は1日1万人の訪問者数を得ることをめざしている。文章に価値を認めてもらえれば、コンテンツが面白ければ、メッセージにインパクトと共感を感じてもらえれば、視点と表現にセンスを認めてもらえれば、これは本物で参考になると思ってもらえれば、「世に倦む日日」のコラムをデイリーの情報生活の一部に入れてもらえる。リピーターになってもらえる。読者は確実に増えて行く。
質の面で他のブログに劣っているとは思っていない。日本のブログジャーナリズムのクォリティをリードして、その地平と水準を世間に証明するのが「世に倦む日日」の任務だと思っている。朝日新聞の名前だけの官僚コラムニストを顔面蒼白にさせ、自信喪失と御役御免に追い込むのが「世に倦む日日」だと心得ている。そしてそれは300bpsの音響カプラでアスキーネットに繋いだ頃からの私の夢でもあった。私の文章は当時から何も変わってはいない。変わったのは一つは技術であり、20年前の無手順の通信が10年前にインターネットになり、それから10年を経てブログシステムが開発された。BBSからHPへ、そしてBlogの時代へ。この技術進歩は画期的で、米国の市民は早速それを大統領選の政治に応用した。変わったのはもう一つマスコミであり、新聞は放漫になってジャーナリズムの質を落とし、テレビは遂に政権の宣伝機関に成り果ててしまった。
ブログにアクセスが集中したのは、真実が新聞やテレビに無いからである。何も反小泉の人間だけが参集したわけではないのだ。郵政民営化を問う国民投票だと言い、賛成か反対かを国民に問うと言い、責任ある選択と判断を迫っておきながら、マスコミは賛成論しか言わず、民営化賛成一色で世論を塗り潰し、問答無用で賛成票(小泉支持票)を入れろと国民に言い続け、公平に郵政民営化反対論を報道することをしなかった。選択を迫られた国民は、郵政民営化に反対論があることさえ掴めず、誰が何でそれに反対しているのか理解できず、反対論の実在を求めてネットの中を探し回り、探索の末にブログに到達し